『北斗の拳』『蒼天の拳』のみならず史実を含んだ年表

北斗の庭園 / 珍奇愚説 / 『北斗の拳』『蒼天の拳』年表を作る / 『北斗の拳』『蒼天の拳』年表

『北斗の拳』『蒼天の拳』年表

2006/02/22 初版公開
2007/02/08 再編加筆
2007/02/13 加筆改訂
2007/02/14 加筆修正
2007/04/21 加筆修正
2007/05/09 加筆修正

分類説明

<伝説> 事実確認出来ないこと。
<史実> 歴史事件。
<武術> 武芸史のこと。
<医術> 医学史のこと。
<北斗> 一級資料-漫画『北斗の拳』。
<東北> 二級資料-東映アニメ『北斗の拳』『北斗の拳2』。
<劇場> 三級資料-劇場用アニメ『北斗の拳』。
<蒼天> 一級資料-漫画『蒼天の拳』。
<東蒼> 二級資料-東映アニメ『蒼天の拳』。
<ラ外> 二級資料-漫画『ラオウ外伝 天の覇王』。
<レ外> 二級資料-漫画『レイ外伝 餓狼伝』
<ユ外> 二級資料-漫画『ユリア外伝 慈母の星』
<ト外> 二級資料-漫画『トキ外伝 銀の聖者』
<呪縛> 一級資料-小説『小説・北斗の拳 呪縛の街』。
<真章> 二級資料-劇場・OVA『真救世主伝説 北斗の拳』。
<新伝> 二級資料-OVA『新救世主伝説 北斗の拳』。
<覇拳> 二級資料-FC『北斗の拳4 七星覇拳伝 北斗神拳の彼方へ』。
<絶章> 五級資料-FC『北斗の拳5 天魔流星伝 哀★絶章』。
<無明> 十級資料-SS『北斗の拳』。
<假説> 儂が立てた假説。

『北斗の拳』『蒼天の拳』通年表

B.C.70th?<史実>黄河文明発祥


B.C.30th?<伝説>炎帝神農*1、百草を舐め薬毒を分ける。
B.C.2697?<伝説>軒轅公孫、神農氏を倒し即位(黄帝)*2。
B.C.2070?<史実>禹、夏王朝(夏后)を建てる。
<假説>北斗宗家成立*3。
B.C.1600?<史実>天乙(湯王)、夏后を倒し商王朝(殷)を建てる*4。
B.C.1050?-<史実>武王、商を倒し周王朝を建てる。西
B.C.0771-<史実>春秋時代。
B.C.0655<医術>扁鵲活動開始*5。
B.C.05th<医術>『黄帝内経』*6『神農本草経』成立。
B.C.0473<史実>呉滅亡。
B.C.0403-<史実>戦国時代。
B.C.0350<医術>扁鵲活動終了。
B.C.0255<史実>東周滅亡。
B.C.0221<史実>秦王政、支那を統一。
B.C.0207<史実>劉邦、西漢(前漢)を建てる。西
B.C.0002<史実>大月氏国王使者伊存、『浮屠経』(仏教)を西漢に伝える。
<蒼天>『浮屠経』と共に西斗月拳伝来。
0008<史実>王莽、新朝を建てる*7。
0025<史実>劉秀、東漢(後漢)を建てる。
0065<史実>楚王英、仏教信仰の記録*8。
0067<史実>迦葉摩騰と竺法蘭、『四十二章経』を携え洛陽来朝*9。
0148<史実>安世高、洛陽来朝*10。
0170-0219<史実>張仲景、『張仲景方』を著す*11。
0179<史実>支婁迦讖、『般舟三昧経』『道行般若経』漢訳。
0184<史実>黄巾の乱勃発。
0193?<史実>さく融、徐州揚州豫州周辺で仏教を庇護。
<北斗>シュケン、リュウオウ誕生*12。
0194<史実>曹操徐州侵攻、大虐殺。
<北斗>北斗宗家の高僧、北斗神拳の必要を感じる*12。
<北斗>降天台の銓衡、神拳始祖シュケンに決定。
0207?-0220?<武術>支那史初の武術仕合記録*13。
0208<医術>華陀獄死*14。
0208?-0215?<蒼天>シュケン、西斗月拳の高弟十二人を殺害*15。
0215?-0219?<假説>シュケン、リュウオウ以下二人と交換伝授*12。
0220<史実>三国鼎立。
<史実>支謙、中原の戦乱を避け呉に下向。

0247<史実>康僧会建業来朝、孫権健初寺建立。
0255<史実>司馬師、眼球が飛出て死去*16。
0257<医術>皇甫謐、病を患うて『鍼灸甲乙経』を著す*17。
0265<史実>司馬炎、魏元帝より禅譲を受け西晋を建てる。
0265-0270?<医術>王叔和、『脈経』撰、『傷寒雑病論』編纂*18。
0280<史実>司馬炎、呉を滅ぼし支那統一。西
0300<史実>八王の乱勃発。
0304<史実>漢(前趙)興起。
0306<史実>八王の乱終結。
0317<史実>瑯邪王司馬睿、江南に逃れ東晉を立てる。



0317?<医術>葛洪、『神仙伝』『抱朴子』『肘後備急方』を著す*19。
0402<史実>慧遠、廬山般若台にて白蓮社結成。
0420<史実>東晉滅亡。
0439<史実>南北朝時代。

0466-<医術>陶弘景、『本草経集注』『肘後百一方』などを著す*20。
0496<史実>嵩山少林寺開基。
0520?<伝説>菩提達磨、インドより広州に至る。
<武術>菩提達磨、少林寺に"易筋行""洗髄行"を授く*21。
0562<医術>『黄帝三部鍼灸甲乙経』日本伝来。
0581<史実>楊堅、北周静帝より禅譲を受けて即位、隋を建てる。
0589<史実>楊堅、南北朝統一。
0600?-0682<医術>孫思ばく、『備急千金要方』『千金翼方』を著す*22。
0610<医術>巣元方、『諸病源候論』を著す。
0618<史実>李淵、隋恭帝より禅譲を受けて即位、唐を建てる。
0752?<医術>王Z、『外台秘要方』を著す。
0774<史実>佐伯真魚(後の弘法大師)誕生。
0791<史実>佐伯真魚、大学に入学。
0793<史実>佐伯真魚、「虚空蔵求聞持法」を知る。
<史実>佐伯真魚、大学を中退し私度僧になる。
0797<史実>佐伯真魚、『聾瞽指帰』を執筆。
0798<史実>佐伯真魚、和泉国槇尾山寺で沙弥教海(後に如空)になる。
0800<史実>佐伯真魚、大和国久米寺で『大日経』発見。
09th<無明>ゼシン、北斗無明拳創始。
0804<史実>如空得度、空海になる。
<史実>空海入唐。
0805<史実>唐徳宗皇帝崩御。
<史実>空海、梵語やバラモンヘについて学ぶ。
<史実>空海、青龍寺恵果阿闍梨を訪ね入門。
<史実>空海、伝法阿闍梨位灌頂を受け遍照金剛の寶号を授る。
<史実>恵果入滅。
0806<史実>空海、弟子を代表し恵果和尚顕彰碑文起草。
<史実>空海、帰国申請。
<史実>空海帰朝。
0806-????<北斗>空海の弟子、北斗神拳を日本にもたらす。
0807<史実>空海、筑前観世音寺に留められる。
<史実>空海、和泉国槇尾山寺に入る。
0809<史実>空海、入京。
0810<史実>空海、奈良東大寺別当就任。
0816<史実>空海、最澄と仲違い。
0817<史実>空海、高野山開基を企劃。
0820<史実>空海、伝燈大法師位内供奉十禅師叙任。
0821<史実>空海、満濃池堤防修築完了。
0822<史実>空海、東大寺に真言院を建立。
0823<史実>空海、東寺を与えられ教王護国寺と号す。
0824<史実>空海、神泉苑で雨乞い。
<史実>空海、高尾山寺を神護寺に改める。
0827<史実>空海、大僧都に任ぜられる。
0828<史実>空海、綜藝種智院を開く。
0829<史実>空海、大安寺別当になる。
0830<史実>空海、『秘密曼荼羅十住心論』『秘蔵宝論』を著す。
0831<史実>空海、罹病し大僧都位を辞するも勅令にて許されず。
0835<史実>空海、高野山奥の院に入定。
0907<史実>朱全忠、唐哀帝より禅譲を受けて即位、後梁を建てる。


0921<史実>醍醐天皇、空海に「弘法大師」諡号。
0960<史実>趙匡胤、後周恭帝より禅譲を受けて即位、宋を建てる。
0984<医術>丹波康頼、『医心方』を著す*23。
1026<医術>王惟一、『銅人穴針灸図経』
1127<史実>宋、金に華北を奪われ南遷。
1167<史実>王重陽、全真教を興す。
12th<史実>慈昭子元、白蓮教創始。
13th<医術>張元素、『医学啓源』『臓腑標本薬式』などを著す。
<伝説>張三豊*24、誕生。
1234<史実>金、蒙古の南進で滅亡。
1236-<医術>王好古、『陰証略例』『医塁元戎』『湯液本草』などを著す。
1253<医術>厳用和、『済生方』を著す。
1260<史実>蒙古、国号を「大元」に改める。
1268<医術>厳用和、『済生續方』を著す。
1279<史実>元、支那統一。
14th<武術>張三豊、武當山に登る*25。
1341<医術>滑寿、『十四経発揮』を著す*26。
1351<史実>紅巾の乱。
1368<医術>朱元璋、明を建てる。
1506-1518<史実>羅祖、羅教(無為教)を興す*27。
1602-1680<武術>姫際可が活躍*28。
1624<史実>オランダとスペインが台湾を占領。
1628<史実>陳元贇、鳳翔に従い来日*29。
17th<武術>曹継武が活躍*30。
1644<史実>李自成、明を滅ぼす。
<史実>清入関。
C
1644-<史実>安清幇、三合会、天地会、哥老会などが発生*31。
1658<史実>鄭成功挙兵。
1661<史実>鄭成功、台湾占領。
1662<史実>鄭成功死去。
1658<史実>鄭氏、Cに降伏。
1795-1868<武術>陳清萍が活躍*32。
1771-1853<武術>陳長興が活躍*33。
1796-1804<史実>白蓮教徒の乱。
1797?-1882<武術>董海川が活躍*34。
1799-1872<武術>楊露禅が活躍*35。
1791-1795<武術>王宗岳、河南、洛陽、開封などに滞在*36。
1808-1890<武術>李洛能が活躍*37。
1812-1880<武術>武禹襄が活躍*38。
1813<史実>天理教徒の乱。
1820-1901<武術>郭雲深が活躍*39。
1833-1914<武術>車永宏が活躍*40。
1834-1902<武術>呉全佑が活躍*41。
1837-1892<武術>永年楊氏二世楊班侯が活躍*42。
1843-1917<武術>永年楊氏二世楊健侯が活躍。
1847<史実>洪秀全、拝上帝会(太平天国)を組織。
1847-1921<武術>李存義が活躍*43。
1847-1924<武術>黄飛鴻が活躍*44。
1849-1920<武術>かく為真が活躍*45。
1849-1927<武術>宋世栄が活躍*46。
1849-1929<武術>陳氏太極拳十六世陳品三が活躍。
1851-1864<史実>太平天国の乱。
1851-1917<武術>李氏太極拳創始者李瑞東が活躍。
1854<史実>紅幇結成*47。
1857-1909<武術>霍元甲が活躍*48。
1859-1938<武術>張占魁が活躍*49。
1862-1929<武術>永年楊氏第三世楊少侯が活躍。
1864-1934<武術>李書文が活躍*50。
1864-1937<武術>孫禄堂が活躍*51。
1864-1937<武術>尚雲祥が活躍*52。
1865<史実>劉永福、ベトナムに移る。
1867<史実>劉永福、黒旗軍を組織。
1870-1942<武術>呉式太極拳呉鑑泉が活躍。
1867<史実>劉永福、フランス軍撃滅。
1879-1945<武術>太極拳の許禹生が活躍。
1881-1973<武術>王子平が活躍*53。
1883<史実>劉永福、フランス軍撃滅。
1883-1983<武術>楊氏三世楊澄甫が活躍。
1884-1989<武術>呉図南が活躍*54。
1885-<史実>C朝、台湾開発開始。
1885-1965<武術>李玉琳が活躍*55。
1886-1963<武術>王向斉が活躍*56。
1887-1957<武術>陳氏十七世陳発科が活躍。
1888<史実>劉永福、黄飛鴻を招く*57。
1888-1973<武術>馬鳳図が活躍*58。
1891-1972<武術>沈家驍ェ活躍*59。
1891-1974<武術>姜容樵が活躍*60。
1892-1967<武術>陳はん嶺が活躍*61。
1894-1895<史実>日清戦争。
<史実>C朝、劉永福を台湾防衛司令官に任命。
1894-1952<武術>顧汝章が活躍*62。
1895<史実>C朝、台湾を日本に割譲。
1897<武術>梅花拳、キリスト教会を襲撃*63。
1897-1959<武術>唐豪(近代体育史家、武術研究家)が活躍。
1898-1956<武術>馬英図が活躍*64。
1900-1901<史実>義和団の乱。
1900-1970<武術>呉氏三世呉公儀が活躍。
1901-1975<武術>鄭曼青が活躍*65。
1903-1988<武術>澤井健一が活躍*66。
1903-1994<武術>傅鐘文が活躍*67。
1905<史実>大日本帝国、日露戦争に勝利。
1905-1981<武術>王樹金が活躍*68。
1908-1990<武術>顧留馨が活躍*69。
1909-1992<武術>劉雲樵が活躍*70。
1910-1986<武術>常東昇が活躍*71。
1910-1992<武術>黄性賢が活躍*72。
1911<史実>辛亥革命。


1912<武術>楊洪修、李存義と仕合して勝利。
1915<史実>対華二十一箇条要求。
<史実>劉永福、義勇兵募集。
1916<武術>北京体育講習所設立*73。
1917<史実>劉永福病歿。
<史実>黄金栄、上海に「大世界」建設。
1919<史実>五四運動。
1925<史実>五・三○運動。
<史実>杜月笙、大公司設立。
1926-1928<史実>国民党の北伐。
1926-1999<武術>佐藤金兵衛が活躍*74。
1926-<武術>楊氏四世、楊式太極拳現代表楊振鐸が活躍。
1927<史実>杜月笙、国民党に接近。
1928<史実>張作霖爆殺事件。
<史実>嵩山少林寺炎上*75。
<武術>呉鑑泉、上海で猛犬四匹を撲つ*76。
<蒼天>嵩山少林寺炎上の最中秘伝書が偸まれる。
1931<史実>満州事変(柳条湖事件)
1932<史実>第一次上海事変。
<史実>満洲国建国。
<蒼天>拳志郎、紅華会を潰して上海を去る。
<蒼天>于占海、大川奉作の一人息子を殺害。
1933
1934<蒼天>ジダンダール巡査総長変死。
<蒼天>紅華会、芒狂雲を雇い青幇を潰す。
1935<武術>呉鑑泉、上海に鑑泉太極拳社設立。
<史実>四月六日愛新覚羅溥儀来日。
<蒼天>『蒼天の拳』第一話。
<蒼天>拳志郎、愛新覚羅溥儀襲撃。
<蒼天>金克栄、拳志郎に敗北。
<蒼天>李永健病歿。
<蒼天>拳志郎、渡支。
<蒼天>拳志郎、黄西飛殺害。
<蒼天>拳志郎、呉東来殺害。
<蒼天>拳志郎、潘光琳救出。
<蒼天>芒狂雲、蘇州河にて帰天。
<蒼天>ジャン・カルネ巡査総長失脚、のち変死。
<蒼天>田学芳、入浴中に溺死。
<史実>九月十五日ニュルンベルク法制定。
<蒼天>ソフィー、ギーズを頼ってペーターと上海へ*77。
<蒼天>ギーズ大佐、ソフィーと拳志郎を引合わす*78。
<蒼天>拳志郎、マルロー刑事科長を殺害。
<蒼天>張太炎、ソフィーを爆殺。
<蒼天>五叉門党、宋全徳殺害。
<蒼天>王攬把、日本軍の爆撃で死去。
<蒼天>上海に大挙馬賊が押寄せる。
<蒼天>李秀宝、上海の地を踏む。
<蒼天>張太炎証文返却、陳狷民溺死に伴い紅華会滅亡。
<蒼天>李秀宝、大川奉作中将に帰順。
<蒼天>紅華会、潘光琳襲撃に成功。
<蒼天>李秀宝、潘玉玲の記憶を取戻す。
<蒼天>青幇系資産家、財産を引き出し上海を逃れる。
<蒼天>羅虎城、上海に生還。
<蒼天>羅虎城を御大に第二紅華会発足。
<蒼天>張太炎、章大厳を斃し曹家拳を継承。
<蒼天>拳志郎、羅虎城を襲い章烈山暗殺を画策。
<蒼天>章烈山改心、羅虎城死亡に伴い第二紅華会滅亡*79。
1936<蒼天>国民党、羅虎城を殺害した拳志郎に報復を決定。
<蒼天>潘玉玲、青幇御大を継承。
<蒼天>流飛燕、エリカを連れ満洲里に至る。
<蒼天>国民党、流飛燕の情報を得る。
<蒼天>流飛燕、ハルピン駅に到達。
<蒼天>流飛燕、国民党の依頼を断る*80。
<史実>十二月二十七日ハンス・フォン・ゼークト大将病死*81。
1937<史実>七月七日蘆溝橋事件。
<蒼天>流飛燕、北站駅(上海)に到着*82。
<蒼天>流飛燕、ギーズ大佐襲撃。
<蒼天>彪白鳳、ナチスの銃弾に斃れる*83。
<史実>大山事件*84。
<蒼天>流飛燕、杜流陽湖拳道場を襲う。
<史実>八月十三日未明、第二次上海事変。
<蒼天>八月十三日夜間、流飛燕が潘光琳の店を襲う。
<史実>八月十四日夕刻、中国機、租界に爆弾数発投下。
<蒼天>八月十四日夕刻、拳志郎と流飛燕が仕合う。
<蒼天>ヘッケラー大佐、劉宗武を上海に呼び戻す。
<蒼天>潘玉玲、渡日。
<蒼天>流飛燕、牧師(實は神父)に化ける。
<蒼天>ヘッケラー大佐、劉宗武を上海に呼び戻す。
<蒼天>ゾンマー中尉病死。
<蒼天>ジュウケイ自殺未遂。
<蒼天>夏文麗、劉宗武殺害を拳志郎に依頼。
<蒼天>劉宗武、鮫島義山を殺害*85。
<蒼天>拳志郎、懺悔室にてナチス党員を殺害*86。
<蒼天>拳志郎、劉宗武と引分ける。
<蒼天>劉宗武、杜天風の名を知る。
<蒼天>太湖幇、上海来襲。
<蒼天>杜天風、国民党向世昌大佐殺害。
<蒼天>杜天風、潘光琳を見舞う。
<蒼天>劉宗武、裏切ったヘッケラーを返討ち。
<蒼天>羅門、潘玉玲帰国とともに渡支。
<蒼天>劉宗武、杜天風猛追。
<蒼天>ヤサカ、劉宗武を不意打ち。
<蒼天>拳志郎、劉宗武、流飛燕、夏文麗にバカ呼ばわりされる。
<蒼天>潘玉玲帰宅。
<蒼天>ヤサカ、流飛燕を拉致監禁。
<蒼天>太湖幇、潘玉玲を国民党の飛行機で襲う。
<蒼天>ヤサカ、流飛燕を生贄に捧ぐ*87。
<蒼天>拳志郎、日本軍の戦車を強奪。
1938
1939-<武術>松田隆智が活躍*88。
1940-1973<武術>李小龍が活躍*89。
1940-<武術>蘇c彰が活躍*90。
1945<史実>第二次世界大戦終結。
1947<史実>二・二八事件。





1949<史実>中華人民共和國建国。
1950<史実>中共、台湾侵攻企劃。
1951-<史実>青幇消滅。
1953-<武術>蘇東成が活躍*91。
1954<史実>台米安保条約締結。
<武術>呉陳比武*92。
1954-<武術>成龍が活躍*93。
1963-<武術>李連杰が活躍*94。
1965-1975<史実>文化大革命*95。
1970<武術>黄性賢、プロレスラー廖広成と戦い勝利*96。
1971<蒼天>ケンシロウ誕生。
<北斗>カイオウの母者、凱武殿の火災で死歿*97。
1972-1980?<北斗>強力な軍事国家が北斗宗家の母国に侵攻*98。
<北斗>ラオウ様、ケンシロウを抱きトキを伴って渡海*99。
1975-<武術>沢地優佳が活躍*100。
1980?-1991<北斗>ラオウ様とケンシロウ、ユリアの心を開く。
<北斗>ラオウ様、ユリアに惚れる。
<北斗>ラオウ様、フドウに恐怖を覚える。
<北斗>フドウ、ユリアに命を教えられる。
<北斗>ケンシロウ、南斗十人組手でシュウに敗れる*101。
1991<北斗>終末戦争勃発。
<北斗>トキ、ケンシロウらを庇い被爆する。
<北斗>腐ったブタ、死滅。
<北斗>大佐、神に選ばれたと妄想する。






1992<北斗>ケンシロウ、第六十四代北斗神拳を伝承。
<北斗>ジャギ、ケンシロウに八悶九断を食らう。
<北斗>リュウケン、ラオウ様に殺害される。
<北斗>ケンシロウ、シンに敗れユリア奪われる。
<ラ外>ソウガ、レイナとともに渡海。
<ラ外>ラオウ様、龍帝アモンのカサンドラを制圧。
<ラ外>ラオウ様、鬼王ゴラムを殺害。
<ラ外>ラオウ様、鬼巖城と鬼王軍を強奪。
<ラ外>ラオウ様、鬼巖城と拳王府に改装、拳王軍設立。
<ラ外>サウザー、聖帝十字陵建設着工。
<ラ外>智王ギハン、策で拳王侵攻隊を殲滅。
<ラ外>黒王号、ラオウ様に臣従。
<ラ外>智王ギハン、拳王軍に臣従。
<ラ外>ラオウ様、南斗飛燕拳ハッカとリロンを殺害。
<ラ外>聖帝軍、拳王軍と偽りの同盟を結ぶ。
<ラ外>聖帝軍、拳王府を攻め取る。
<ラ外>ユダ、ラオウ様に敗北。
<ラ外>ラオウ様、サウザーと引分ける。
<ラ外>拳王軍、聖帝軍と不可侵同盟を結ぶ。
<北斗>奇跡の村の悲劇。
<ラ外>カサンドラ、トキを収監。
<ラ外>カサンドラ、獄長ギハン更迭、後任はウイグル。
<ラ外>ラオウ様、リュウロウを殺害。
<ラ外>ラオウ様、武芸者狩り開始。
<携帯>ケンシロウ、闇帝シュウマと対決。
<ラ外>リュウガ、ラオウ様に臣従。
<ラ外>ラオウ様、雷帝ライズを殺害。
<ラ外>リュウガ、獅子王イゴールを殺害。
<ラ外>ソウガ、戦勝の宴に髑髏杯を用意。
1993<北斗>ケンシロウ、Zを壊滅させる。
<ラ外>リュウガ、ジュウザと再会。
<北斗>ケンシロウ、KINGを殺害。
<真伝>ユリア、ダーマと再会。
<ラ外>ユダ、玄王ザリムを暗殺。
<ラ外>レイナ、ダガールに敗れユダに囚われる。
<ラ外>レイナ、マミヤ、脱走。
<北斗>ケンシロウ、ボルゲの視力を奪う*102。
<北斗>ケンシロウ、GOLANを壊滅させる。
1994-1995?<真伝>ユリア、レイを捕獲。
<ラ外>リュウガ、沙漠の村で敗北。
<ラ外>ジャギ、ソウガレイナと接触。
<北斗>ケンシロウ、ジャッカルを壊滅させる。
<ラ外>ソウガ、沙漠の村で負傷。
<北斗>ケンシロウとレイ、牙一族を滅ぼす。
<北斗>ケンシロウ、ジャギを殺害。
<北斗>ケンシロウ、アミバを殺害。
<北斗>ケンシロウ、カサンドラ開放。
<ラ外>ラオウ様、ガイヤを殺害。
<北斗>拳王侵攻隊、マミヤの村を襲う。
<北斗>ケンシロウ・トキ・レイ、何とか拳王軍撃退。
<北斗>ユダ、マミヤの村を急襲。
<北斗>レイ・ユダ死歿。
1995?-1996<真伝>拳王軍、冥王軍を滅ぼす。
<真伝>拳王様、ソウガを粛清。
<北斗>シュウ、ケンシロウを迎える。
<北斗>ケンシロウ、サウザーに敗れ捕われる。
<北斗>シバ、ケンシロウを救出し自爆。
<北斗>シュウ、サウザーを襲い失敗、殺害される。
<真伝>レイナ、拳王軍を離脱。
<北斗>ケンシロウ、サウザーを殺害。
<北斗>ラオウ様、コウリュウを殺害。
<北斗>シャチ、ラオウ様に頭を撫でられる*103。
<北斗>ラオウ様、トキと対決する。
<北斗>リュウガ、トキの診療所を襲う。
<北斗>トキ・リュウガ死歿。
<北斗>ラオウ様、修羅の国に渡りカイオウと再会*104。
<北斗>ファルコ、片脚を切ってラオウ様に道を譲る*105。
<北斗>ファルコ、ジャコウ殺害未遂。
<北斗>カイオウ、修羅の国を完全制圧。
<真伝>赤鯱、修羅の国上陸失敗*106。
<北斗>フドウ、ケンシロウと合流。
<北斗>南斗慈母星決起。
<北斗>ザク様、ラオウ様に命令さる。
<北斗>ジュウザ、ラオウ様を襲い黒王号を奪う。
<北斗>ケンシロウ、フドウに促され南斗慈母星の許に向かう。
<北斗>フドウ、ヒルカの奸計に陥る。
<北斗>ケンシロウ、フドウを助けに戻る。
<北斗>ジュウザ、ラオウ様を襲うも破れ死去。
<北斗>ラオウ様、南斗慈母星の拠点を襲う。
<北斗>トウ、ラオウ様に思い届かず自害。
<北斗>ラオウ様、ケンシロウの無想転生の前に敗れる。
<北斗>ラオウ様、フドウの村を襲う。
<北斗>ケンシロウ、ラオウ様の拠点を襲って居場所を聞出す。
<北斗>ケンシロウ、ジャドウを殺害。
<北斗>ラオウ様、フドウに恐怖を覚え後退。
<北斗>フドウ死去。
<北斗>ラオウ様、ユリア殺害未遂。
<真伝>ラオウ様、ギラク以下を粛清。
<北斗>黒王号、ケンシロウを北斗練気闘座に導く。
<真伝>海の兵団、拳王府を制圧。
<北斗>ラオウ様、北斗練気闘座でケンシロウと対決し御帰天。
<北斗>ケンシロウ、ユリアを伴って旅に出る。
<真伝>レイナ、ラオウ様の御遺骨を海に撒く。
1996?-1999<北斗>ケンシロウ、ショウキに別宅を借りる*107。
<北斗>リン・バット、北斗の軍を組織。
<北斗>ユリア病歿*108。
2000<北斗>ケンシロウ、郡都を開放。
<北斗>リン・バット、囚人護送車襲撃失敗。
<北斗>バスク、偽リンの公開処刑を行おうとする。
<北斗>バスク・バロナ、ケンシロウに殺害される。
<北斗>ケンシロウ、リン・バットと再会。
<北斗>アイン、ゲイラから賞金を受取る。
<北斗>アイン、ケンシロウにあしらわれる。
<北斗>ケンシロウ、ゲイラを殺害。
<北斗>賞金首、アスカを狙いアインの本拠を襲うも失敗。
<北斗>バット、アインを誘って郡都を陥す。
<北斗>ファルコ、マミヤの村の長老を殺害*109。
<北斗>アイン、賞金首をやめようとして危機に陥る。
<北斗>アイン、ハーン兄弟を開放。
<北斗>アイン、アスカをケンシロウに預ける。
<北斗>バット、ファルコの軍と戦い包囲される。
<北斗>ハズ、バットの軍を助ける為に自爆。
<北斗>ファルコ退却。
<北斗>ソリア、ケンシロウの足止に失敗、敗死。
<北斗>ジャコウ、ファルコを叱責。
<北斗>ショウキ、ファルコを庇うもファルコに邪魔され負傷。
<北斗>シーノ、ショウキを殺害。
<北斗>ケンシロウ、シーノを殺害。
<北斗>北斗の軍、帝都を攻る。
<北斗>ケンシロウ、ファルコ対決。
<北斗>バット、リン、アイン、帝都(総督府?)侵入。
<北斗>アイン、ジャコウに逼るもミュウらと地下層に落ちる。
<北斗>バット、リンも地下層に落ちる。
<北斗>リン、ルイと再会。
<北斗>ジャコウ、ファルコ共々ケンシロウを殺そうとする。
<北斗>アイン、死を賭して岩盤破壊、地下層から脱出。
<北斗>アイン死去。
<北斗>ファルコ、ジャコウを殺害。
<北斗>リン、ジャスクに捕われる。
<北斗>帝都爆発。
<北斗>ジャスク、修羅の国に渡る。
<北斗>ジャスク死歿
<北斗>砂蜘蛛死歿
<北斗>ファルコ死歿
<北斗>アルフ死歿
<北斗>シャチ、カイゼルの許からリンを連れ出す。
<北斗>カイゼル死歿
<北斗>伝達の赤水放流
<北斗>ハン死歿
<北斗>ボロ決起失敗
<北斗>ケンシロウ、カイオウと戦い敗北。
<北斗>ジュウケイ、ヒョウの記憶を戻そうとするも失敗。
<北斗>サヤカ死歿
<北斗>准将ナガト死没
<北斗>羅聖殿発掘
<北斗>ヒョウ、記憶を取戻す。
<北斗>カイオウ、泰聖殿の女人像発見。
<北斗>シャチ死歿
<北斗>ケンシロウ、女人像の聖碑を解読。
<北斗>リン、死環白を点かれ記憶を失う。
<北斗>サモト、リンを発見。
<北斗>ヌメリ、サモトを殺害。
<北斗>ヌメリ、ヒョウに殺害さる。
<北斗>カイオウ死歿
<北斗>ケンシロウ帰国






2001?-<北斗>ケンシロウ、リュウを引取る。
<北斗>レッドバレー陥落
<北斗>アサム死歿
<北斗>バラン死歿
<北斗>ケンシロウ、リュウをバルガに預ける。
<北斗>ボルゲ死歿




2011?-<無明>ルイ、リン、ゼンオウに囚わる。

補足

  •  『蒼天の拳』は張太炎に勝ってから流飛燕と戦うまでにえらく無為に時を費やしている。流飛燕が上海に着くまでに時間が掛った、と解釈出来るが、その間、青幇と拳志郎は単に平和に暮していたのだろうか。
  •  資料をずらっと並べて時系列に並べた結果、どうも『天の覇王』の南斗流鴎拳伝承者リュウロウ死後のエピソードが忙しいと感じる。出来事の可能性には問題ないものの、特にケンシロウがジャギを殺害してからカサンドラ陥落までは、どう考えても二三ヶ月はかかっただろうに、『天の覇王』では一週間程度の出来事としており、ケンシロウが忙しすぎる。抑も南斗流鴎拳伝承者リュウロウ死歿までのエピソードは携帯サイト『公式!北斗の拳DX』で連載されていた小説が原作になっていて、其処までは非常によく出来ている。苦しくなるのは原作がなくなってからだ。だから長田悠幸オリジナルの部分が悪い、ということになるのだが、長田オリジナルでも、ウイグル獄長就任の話は大変よく出来ているので、長田に能力がないわけではないだろう。それだけに余計レイナがユダに囚われマミヤに助けられ、リュウガとソウガが黒山陰形拳に敗れラオウ様が尻拭いする辺りの時系列の不出来を惜しむ。何も無理矢理急いで最終回にラオウ様をマミヤの村に行かせなくてもよかったのではなかろうか。ケンシロウがジャギを斃したとの報告に、「ほう、あの甘い弟が…」と呟く、みたいな終り方でも充分だったと思う。
  •  『真救世主伝説北斗の拳』シリーズは明らかに原作と違う箇所がある為、部分的にしか採用していない。飽くまで原作を優先し、矛楯する箇所があれば如何様な場合でも原作に従う。

『北斗の拳』『蒼天の拳』年表制作について

 『蒼天の拳』は頻繁に時期を推定出来る描写があるのでその出来事がいつ頃のことかだいたい判る。その点で『蒼天の拳』はやや歴史作品の趣を具えていると云える。然し『北斗の拳』には殆ど時間に関する記述がなく、季節を示すような描写もないので、それが何時頃のことなのかよく解らない。武論尊がカンボジアの戦場をイメージして趣を定めたというから、気候風土もカンボジアくらいなのだろうと思う。それならジャングルでも描いておれば雨季と乾季の描写で半年単位の推定は出来たのに、雨季乾季以前に慢性的な水不足を描いているのでそれも出来ない。その意味で『北斗の拳』は長い歴史を感じさせる作品ではあるが歴史作品とは云えない。時間感覚がないという点で神話や幻想物語に近い。
 『北斗の拳』は群雄伝的な性格を具えながらも基本的には英雄譚なので、大事なのは流れであって時間ではない。故に年表を作ることにそれ程価値があるとも思えない。『北斗の拳』作中に於いて時間の値打ちは軽い。だが「拳王様御帰天篇」から「新伝説創造篇」までに幾歳月か経ったという記述があるので、確かに時間は流れている。作品の中の人々は暦を数えている。全国で同じ暦を使っていたとは思えないが、それでも夏至や冬至、春分秋分に基づく暦を用いた筈で、時間のひとまとまりを一年とするならば、もしかするとある所では365日、ある所では354日、ある所では360日だったかも知れないが、まさか150日や680日とすることはなかっただろう。「五年」と云えばだいたい何処でも千八百日前後のこと、という工合に通用した筈である。
 このような推論が成立つ世界ならば、喩え月日が曖昧でも、およその年表を作ることは可能ではないか。そして年表製作が可能ならば、その事件の配列から作中で語られなかった出来事や描かれても時期が定かでない出来事の時期を推定出来るのではないか。そう考えて儂は「世界は何ゆゑ核の炎に包まれたか」のような假説を立てた。
 「世界は何ゆゑ核の炎に包まれたか」で儂はケンシロウの誕生を1971年、修羅の国出国を1972年、終末戦争を1991年、ケンシロウがシンに半殺しにされたのを1992年、第一話を1993年、拳王様御帰天を1995年、カイオウの死歿を2000年としている。「新世紀創造主」になろうとしていたカイオウが新世紀になってから没したわけがないので、假にカイオウの死を世紀末の最終年である2000年に定めた結果、逆算するとこうなったが、「世界は何ゆゑ核の炎に包まれたか」では何故世界が核の炎に包まれたのかを主題とした為、推測の細かな根拠を一々述べなかった。
 本稿では儂が「世界は何ゆゑ核の炎に包まれたか」で推論に用いた年代を如何にして導き出したのか、その根拠を詳しく述べる。但し以下で述べる根拠は飽くまで推測であって正解ではない。儂には思いも寄らぬ方法でより全き正解に至ることが出来るやも知れない。それを見付けた人がいるならば、儂はそれを否定しない。儂の不明を恥じるばかりである。

補註

*1 炎帝神農
 神農は三皇の一にして医薬の神。一日に七十の毒にあたったという。
*2 軒轅公孫 神農氏を…
 支那文化開闢。『北斗の拳』で天帝と称する者が黄帝の後裔であると愚考する。
*3 北斗宗家成立
 夏王朝と北斗宗家の間には考察を挟む余地がある。北斗宗家の祖は禹王ではないか。北斗門の創始と分派を参照されたし。
*4 夏后を倒し商王朝を…
 一応『封神演義』はこの時代の末期を舞台にしている。
*5 扁鵲活動開始
 扁鵲は「脈診の論者は全て扁鵲の流を汲む」という伝説的名医。集団説がある。
*6 『黄帝内経』
 支那最古の医書で、経穴百六十穴が記載されていた。
*7 王莽、新朝を建てる。
 年代的にこの頃に初めて西斗月拳が活躍。
*8 楚王英、仏教信仰の…
 『後漢書』巻四十二楚王英伝。仏陀を神の如く祀ったらしい。
*9 迦葉摩騰と竺法蘭…
 所謂白馬寺の感夢求法伝説。『蒼天の拳』にも記述がある。
*10 安世高、洛陽来朝
 以後二十年で三十餘部の経典を漢訳。
*11 『張仲景方』を…
 十年間で百二十人の親族を疫病で失うた経験談を加えた治療記録。王欣太『蒼天航路』には神医華陀がこれを見て驚く場面がある。
*12 北斗宗家の高僧
 北斗門の創始と分派を参照されたし。
*13 支那史初の武術仕合…
 魏の奮威将軍ケ展は五種の兵器に通じ徒手空拳で合戦に参加出来ると噂されていた。ある時酒宴で撃拳の議論になり、聞いていた曹丕がケ展の論は誤りだと指摘、仕合と相成った。肴のトウキビで打合うこと数合、曹丕はケ展の手を読んで三度臂にあて、皆大笑いしたとある(『三國志』文帝紀)。まさか世界初の小説を書いた皇帝が将軍に武芸で勝つことも驚きだが、ケ展は学問にも通じ『漢書』に註釈を施している。上流社会だなぁ。
*14 華陀獄死
 世界初の全身麻酔による開腹手術を行った名医で、支那の医術を医学に高めた伝説的名医。"神医"と謳われ今でも医神として信仰される。"五禽戯"も考案。北斗宗家の縁者か?
*15 西斗月拳の高弟…
 月氏墓の狼が云う「漢王朝末期の戦乱の時代」を献帝による禅譲以前と見なした場合、シュケンの年齢も考えれば赤壁大戦〜三国鼎立までのことであろう。三英雄を競わせて支那統一を見守ろうと考えるなら、西斗月拳封印は一応の理窟を見出せる。
*16 眼球が飛出て死去
 北斗神拳の仕業か?
*17 皇甫謐、病を患うて…
 風痺病を患うた為、当時流行した鉱物を調合した麻薬「五色散」の薬効を信じ服用、余計悪化したので医術に目覚め、『黄帝三部鍼灸甲乙経』を著す。この時点で経穴の数が三百四十九に倍増している為。
*18 王叔和…
 『傷寒雑病論』は散逸した『張仲景方』を蒐集復刻したもの。
*19 葛洪、『神仙伝』…
 葛洪は東晋時代の神仙家で、仙薬に通じた。
*20 陶弘景、『本草経集注』…
 『本草経集注』は『神農本草経』の校正編纂。
*21 菩提達磨…
 菩提達磨は修行僧の体力を養う為に"易筋行""洗髄行"を授けた。"洗髄行"は失伝したが"易筋行"は"十八羅漢手"に発達、これが少林拳になったという。但し少林寺で菩提達磨が坐禅した伝説はあるが、少林拳の縁起は後世の作である。
*22 孫思バク…
 「薬王」と渾名された人で、民間経験方を蒐集編纂した。
*23 丹波康頼…
 『医心方』は日本最初の医術書。丹波康頼は俳優丹波哲郎の先祖。
*24 張三豊
 不老不死の仙人。どうも1240〜1270年頃に生れたとすることが多い。法輪功では1247年、金庸は1260年頃と設定していた。
*25 張三豊、武當山に登る
 少林拳を学んだ張三豊が武当山に籠って道家の吐納法、導引術などを組合わせて内家拳(太極拳)を創始した、ということだが、元より張三豊は伝説上の人物なので信じられない。
*26 滑寿、『十四経発揮』…
 現在に伝わる十四経絡の知識が成立。
*27 羅祖、羅教を興す
 青幇の成立に影響した。
*28 姫際可
 心意拳の開祖。岳飛の『武穆王拳譜』を入手して研究、創始とのことだが、きっと伝説。
*29 陳元贇、鳳翔に従い…
 拳法と十手術を福野七郎右衛門、三浦与次右衛門、磯貝次郎左衛門に伝えたという話だが、伝説に過ぎない。
*30 曹継武
 姫際可に心意拳を相伝され後に科挙で主席合格、靖遠総鎮大都督に昇った文武兼備の名手。劉宗武と名が似ているような…?
*31 安清幇、三合会、哥老会
 安清幇は後の青幇。元々は水夫のギルドで、羅教の影響で秘密結社化、紅幇に比べ政治工作を巧くやった。
*32 陳清萍
 陳氏十五世、趙堡架太極拳創始者。
*33 陳長興
 陳氏太極拳老架百八式の名手。
*34 董海川
 八卦掌開祖の宦官。「絶技的武林大師」と呼ばれる。
*35 楊露禅
 楊式太極拳創始者。広府鎮太和堂薬店にて陳徳瑚より綿拳(陳式太極拳)を学び、推薦を得て陳家溝の陳長興について十八年学ぶ。広府鎮に戻って幼馴染の武禹襄らに老架百八式を教え、後により洗練された楊式太極拳を創始した。四十を過ぎて北京に上り「楊無敵」と謳われ、董海川と仕合、親交したという。
*36 王宗岳
 王宗岳は太極拳法、剣法、陰符槍法などを得意とした武術家。『太極拳譜』を著した。現在伝わる太極拳と同じかは不明。
*37 李洛能
 形意拳開祖。「神拳李」と謳われた。戴龍邦より戴氏心意拳全伝を授り形意拳を創始した。
*38 武禹襄
 武式太極拳創始者。武家は広府鎮四大名家といい、楊露禅とは幼馴染だった。
*39 郭雲深
 形意拳近世三大名手の一。李能然に学ぶ。崩拳を得意とし、その威力は「半歩崩拳、あまねく天下を打つ」と謳われた。仕合で相手を殺して監獄に収監された折、手枷足枷を付けられたまま虎形拳を練って虎撲子を編み出したという逸話がある。
*40 車永宏
 形意拳の名手。李洛能に学ぶ。日本人剣客に試合を挑まれて破り入門を願われるが「民族の秘宝を軽々しく外国人には教えられない」といって断った。
*41 呉全佑
 満洲人。楊露禅に学び全祐老架式太極拳を創始した。
*42 楊班侯
 永年楊氏二世。世に「露禅創天下、班侯打天下、健侯、澄甫伝天下」と謂う。
*43 李存義
 形意拳と八卦掌の名手。財を軽んじて義を重んじる好漢で、保ヒョウ業に携って天下に武名を轟かせ、義和団に参加して日米欧を相手に奮戦、「単刀李」の異名を取る。1918年には北京で万国比武大会を企劃して武術家を煽ったロシア人ボクサー破って政府より一等金質奨章を賜る。
*44 黄飛鴻
 名医にして武術名手、父黄麒英より洪家拳を学び、薬院「寶芝林」を営んだ。獅子舞の名手で「獅子王」と渾名された。宋輝堂から洪家拳の「鉄線手」との交換伝授で学んだ「無影脚」で名高い。没後新聞雑誌で武勇伝が盛んに連載され、夥しい「黄飛鴻」映画が制作、その本数は優に百を超える。黄飛鴻の得意弟子林世榮(デブゴン)の弟子劉循の子が武術俳優兼監督劉家良である。
*45 カク為真
 武式太極拳の第三代伝人で中興の祖。
*46 宋世栄
 形意拳の名手。
*47 紅幇結成
 紅華会のモデル。元兵隊が結成した山賊である為分散的で非組織的、荒っぽい仕事が多かった。
*48 霍元甲
 秘宗拳(燕青拳、迷踪藝)の名手で上海精武体操学校の創設者。日本人武術家と試合して勝った為に毒殺されたいわれるが俗説で、実際は持病の肝硬変、その為に顔色が悪かったことから「黄面虎」と渾名されていた。李連杰が『SPIRIT』にて霍元甲を演じた他、『ドラゴン 怒りの鉄拳』の陳真の師も霍元甲という設定である。
*49 張占魁
 少林大紅拳、秘宗拳を学び、体躯を駆使した大技を得意として「砕天覇」「閃電手」と渾名された名手。
*50 李書文
 八極拳と劈掛拳の名手。最強伝説に彩られ、「神槍李」「凶拳李」と渾名される。金克栄は霍殿閣と『拳児』で描かれた李書文の逸話がモデル。
*51 孫禄堂
 形意拳近世三大名手の一で、内家三拳(形意拳と太極拳、八卦掌)の名手。軽功を得手とし「活猴禄堂」の異名を取り、また百を超える村人の小競合いに巻き込まれ、全員点穴して気絶させたという。孫家拳?
*52 尚雲祥
 形意拳近世三大名手の一。李存義に学び、崩拳の鍛錬を認められてこれを得意技とし、錬磨で石畳を踏割る様から「鐵足佛」と讃えられた。
*53 王子平
 回族の武術名家出身。楊洪修より潭腿と査拳を学び大力千斤王」と渾名された。
*54 呉図南
 清の蒙族人。楊式太極拳の名手で、始め医者を志し、1920年北京西山万安小学校に勤務、1929年南京第一回全国武術国考に参加、その後南京中央国術館指導員を経て、戦後は北京故宮博物院専門委員、1950〜60年頃には中国武術学会委員、全国体育科学学会武術学会委員、北京市武術協会副主席などを歴任、文革中に弾圧されたがその後は北京文史館職員となって1984年中国武術協会より百歳の祝いと「武術教育賞」を受賞、百五歳まで生きた。
*55 李玉琳
 少林拳、形意拳、八卦掌を学ぶ。この人のことを餘り知らない。
*56 王向斉
 形意拳名手郭雲深の閉門弟子で、意拳を創始、その強さから「國手」と呼ばれた。
*57 劉永福、黄飛鴻を招く
 劉永福が黒旗軍に武術教官に黄飛鴻を招いた折、「醫藝精通」の額を贈る。
*58 馬鳳図
 「千里追風侠」と渾名された通備拳の名手。孫文の同盟会に参加。
*59 沈家
 太極拳の人。北平平漢鉄路局勤務して過労により病み、楊健侯に楊式太極拳を学んで回復、陳発科から陳式太極拳を学ぶ。武勇伝を知らないのでこれ以上書けない。
*60 姜容樵
 形意拳、八卦掌、秘宗拳の名手。1928年に上海尚武進徳会設立、1932年に南京中央国術館編審処処長就任。晩年は上海に住んだ。
*61 陳ハン嶺
 中国国民党幹部で雙邊太極拳開祖。
*62 顧汝章
 少林拳と鉄砂掌功の名手。厳継蘊に学ぶ。父顧利之は潭腿の名手でヒョウ局の長。
*63 梅花拳…
 後に反キリストの徒を糾合、義和団の乱に繋がる。
*64 馬英図
 劈掛拳、開門八極拳の名手。馬鳳図の弟。
*65 鄭曼青
 詩歌、書画、医術に通じ大学で教鞭を執った文武兼備の人。肺を病んだが楊澄甫に学んで回復した。米兵三人を相手にして容易く退け、台湾を経て米国に移住、同地で太極拳を広めた。
*66 澤井健一
 王向斉と立会い敗れて入門、許可を得て太気至誠拳法を創始する。
*67 傅鐘文
 楊澄甫の親戚。1944年上海永年太極拳社設立。
*68 王樹金
 張占魁の閉門弟子で、王向斉にも学び、太極拳、形意拳、八卦掌を使うた。新興宗教『一貫道』の第三位階信徒。
*69 顧留馨
 武術理論家で、六合拳、太極拳、形意拳、八卦掌などを学んだ。
*70 劉雲樵
 李書文の閉門弟子。八極拳と劈掛拳の他、宮宝田から八卦掌、丁子成から六合蟷螂拳を学んだ。中国国民党軍の特殊工作員として活躍、戦後台湾に渡った。『拳児』の劉月侠のモデルで、誰が見ても似ている。「山東小覇王」と渾名された。
*71 常東昇
 サイ角の名手。長兄東如、次兄東昇、三兄東坡、末弟東起とともに「常家四虎」と称される。張鳳岩より張氏保定サイ角法を相伝され「常勝将軍」「花蝴蝶」と渾名された。
*72 黄性賢
 鳴鶴拳、詠春白鶴拳を学び、1934年福建全省の大会で二位となり、1947年台湾に移って楊家太極拳の鄭曼青に入門、武術試合に積極的に参加した。
*73 北京体育講習所設立
 メンバーは呉鑑泉、楊少侯、楊澄甫、許禹生、孫禄堂。
*74 佐藤金兵衛
 日本兵法大和道創始者。八光流柔術、合気道、武田流合気之術、大東流合気柔術、天神真楊流柔術、荒木新流柔術、一天柳心冑介流柔術、柳生心眼流兵術、浅山一伝流体術、高木楊心流柔術、九鬼神流棒術、神道自然流空手術の他、王樹金にも形意拳、太極拳、八卦掌を学び、全日本中国拳法連盟設立、八卦掌三世伝人の李子鳴より四世伝人を継いだ。
*75 嵩山少林寺炎上
 軍閥の戦禍で天主殿、大雄殿、法堂、鐘楼、鼓楼、客堂、庫房、香積厨、東西禅堂、緊那羅殿、六祖堂、閻王殿、龍王殿、明代の銅版経典、『少林寺志』木版、魏代の仏像や碑、達磨面壁影石、儀杖などが焼失した。『蒼天の拳』にも記述がある。
*76 呉鑑泉、上海で猛犬…
 富豪の家で太極拳を教授する為に赴いた折、その腕を試そうとした者が犬を嗾けたとのこと。
*77 ソフィー、ギースを…
 ニュルンベルク法の為。然しマルローがペーターを殺害、ソフィーは記憶を失う。
*78 ギース大佐、ソフィーと…
 ニュルンベルク法制定を「この九月」と云うているので同月中のことだろう。
*79 章烈山改心…
 恐らく年末のこと。因みに章烈山と張太炎の名は章太炎に因む筈。
*80 流飛燕、国民党の…
 然し北平漂局は共産党員彪白鳳に拳志郎殺害を依頼。
*81 ハンス・ゼークト大将…
 『蒼天の拳』では蒋介石がその死に驚く描写があるが、まさか蒋介石が第二次上海事変後までゼークトの死を知らぬとは思えぬので、多分別のことで驚いたに違いない。
*82 流飛燕、北站駅に到着
 明記されていないが1937年の七月中旬から八月初旬のことだろう。
*83 彪白鳳、ナチスの…
 独仏軍交戦するも事件にならず。
*84 大山事件
 1937年八月九日日本海軍陸戦隊将校が虹橋飛行場で中国保安部隊に殺される。
*85 劉宗武、鮫島義山を…
 ユダヤ人の満洲移住計画(河豚計画)を提唱した鮎川義介と日本経済新聞元北京特派員鮫島敬治がモデルか?
*86 ナチス党員を殺害
 ナチス党員はちゃんと懺悔室の相手を「神父」と呼んでいた。然しその後も流飛燕は自らを「牧師」と称し続けた。葉さんが間違えて教えたのが悪い。
*87 ヤサカ、流飛燕を…
 新月の日。上海事変以降1937年の新月は九月五日、十月四日、十一月三日、十二月三日。エリカが飼う燕が越冬燕でないなら十月四日説が妥当。
*88 松田隆智
 真言宗東寺派の僧侶で武術家兼研究家。日本に中国武術の詳細と主に八極拳を紹介した。細部に問題はあるが功績は大きい。
*89 李小龍
 武術家兼アクション俳優。載拳道開祖。サンフランシスコ生れの香港育ち。詠春拳の葉問、北派少林拳の邵漢生に学んだ他、ボクシングなどにも興味を持ち、毎日の如く喧嘩に明け暮れ腕を磨いた。十八歳で単身渡米、シアトルにて高校卒業資格を得てワシントン大学に入学、哲学を学びながら道場を開き、リンダ・エメリーと結婚、大学を中退して武道に専念、載拳道を創始した。アメリカの空手大会で演武を行うた縁で1966年『グリーン・ホーネット』の準主役カトーを演じ人気を獲得、1970年に鄒文懐作品『ENTER THE DRAGON』に主演、その後丁珮宅にて頭痛を訴えアスピリンを服用、鄒文懐が異変に気付き病院に搬送されるも死亡、その後『ENTER THE DRAGON』がハリウッド、日本で公開され、伝説の人となった。
*90 蘇c彰
 張徳奎、李崑山、衛笑堂らに各派螳螂拳を学び散打試合を得意として「閃電手」の異名を取る名手。劉雲樵に拝師して八極拳、劈掛掌、六合螳螂拳、八卦掌も学ぶ。
*91 蘇東成
 新宿歌舞伎町にて用心棒で腕を磨いた武術家。内家拳套路を総体形意拳、螺旋八卦掌、流体太極拳と称する。
*92 呉陳比武
 呉氏太極拳の呉公儀が新聞インタビューで「太極拳はボクシングとだって勝負出来る。なんなら研究しましょうか」と答えた所、ボクシングにも興味を持っていた白鶴拳の陳克夫が名乗りを上げ、マカオ新花園の特設リングにて仕合したという事件。結果は引分け。
*93 成龍
 成龍はアクション俳優であって武術家ではないが、武術史上に於ける功績は大きい。
*94 李連杰
 遼寧省瀋陽市出身の武術家兼アクション俳優。二歳の時父が急死し北京に移住、八歳より武術を学び中国全国武術大会にて十一歳より五回連続総合優勝、アメリカで演武してニクソン大統領に「ボディ・ガードになってくれないか」と問われると「僕は中国人なので米国人の貴方を護ることは出来ません」と答えた。中国武術普及の為1982年『少林寺』でデビュー(興行収益二十億円はアジア映画記録)、1991年徐克監督作品『黄飛鴻』で大ヒットする。その後結婚離婚や契約問題で迷走するも、1998年『リーサル・ウェポン4』でハリウッドデビュー、1999年女優ニナ・リーと再婚、娘が誕生、2004年、スマトラ沖地震に遭遇するも無事で済み、2006年『SPIRIT』もヒットし、運気は上昇中のようである。北派少林拳を軸に太極拳、八卦掌、形意拳を使う。華麗な演武は「ダンス」と讃えられ、また揶揄される。儂が愛してやまぬ俳優。
*95 文化大革命
 階級闘争であった為拝師制度をとる伝統武術も弾圧され、多数の武術家が台湾に逃れた。
*96 黄性賢、プロレスラー…
 黄性賢がシンガポールテレビにて太極拳を実演、プロレスラーアジアチャンピオン廖広成がこれを見て挑戦し、サラワク華僑会館募金活動として公開試合が行われた。
*97 カイオウの母者…
 ケンシロウは日本で生まれたが、何故か乳飲み子の頃に後の修羅の国(中国か台湾)に渡って凱武殿の火災に見舞われた。北斗宗家直系の者としてケンシロウは何やら本国で儀式を受ける必要があったのではないか。
*98 強力な軍事国家が…
 修羅の国が台湾、或いはマカオ、ボルネオ、ネパール、チベットだったとすると、強力な軍事国家とは中華人民共和國のことに違いない。逆に修羅の国が中華人民共和國だったとすると、それを襲う強力な軍事国家は何処になるだろうか。
*99 ラオウ様、ケンシロウを…
 幾らケンシロウでも乳飲み子がそれ程長い渡海を耐えられるとは思えないので、精々一週間ほどの航海であったろう。あの漁船程度の船ではそれ以上の航海は耐えられまい。
*100 沢地優佳
 グラビアアイドルにして太極拳、秘宗拳を治める武術家。秘宗拳では指導者も務める。これ書くまで存在すら知らんかった…。
*101 南斗十人組手で…
 ケンシロウは十にも満たなかったというので、恐らく1977〜1980年くらいのこと。南斗十人組手とフドウが命を知る事件は、どちらが先か判らないが、ユリアの体格やラオウ様の態度からすると十人組手の方が後のように思う。
*102 ボルゲの視力を奪う
 ボルゲの視力を奪った時、ケンシロウはバットと二人で旅していた。Zを潰した直後であれば、ケンシロウは餘り世に知られていなかったから、ボルゲに「北斗神拳伝承者」として襲われるならば、KINGを潰し、GOLANと接触するまでの間しかない。何故ならこの後ケンシロウはリンと合流し、それ以後ケンシロウとバットのみで旅することがなくなるからだ。
*103 シャチ、ラオウ様に…
 この時ラオウ様は「二人の弟」と仰有ったので、トキとはまだ戦うていない。
*104 ラオウ様、修羅の国…
 この時ラオウ様は「ケンシロウ」と仰有ったので、トキと戦うた後だ。
*105 ファルコ、片脚を…
 正確には何時のことが判らないが、拳王軍が天下平定を目前としていたという状況からすると、リュウガ死後、南斗慈母星挙兵より前が妥当であろう。詳しくは章を設けて詳しく述べる。
*106 赤鯱、修羅の国…
 片眼片手片脚を失うている為。ラオウ様が修羅の国に上陸した時、カイオウは修羅の国を未だ制圧しておらず、修羅も拳王軍の威名に怖れを抱いた為、拳王軍の圧勝であったと考えられる。その後赤鯱が上陸を試みたのはカイオウが修羅の国を完全制圧したからであろう。その時、修羅の国では「砂蜘蛛」という天才少年を浜に置いて万全に準備していた。
*107 ショウキに別宅を借りる
 恐らくラオウ様御帰天から三ヶ月以内のことだろう。
*108 ユリア病歿
 恐らく1999年頃。
*109 マミヤの村の長老を…
 ケンシロウが訪ねた時、まだ墓は出来たばかりのようにだった。恐らく殺害から一月くらいしか経っていなかったと思う。ファルコは将軍なので、バットとアインが郡都を陥した辺りで漸く中央帝都が事態を重く見て動き始めた、という感じではなかろうか。
[珍奇愚説]
面倒臭いことに手を出すのね