北斗の拳 蒼天の拳 DFS 北斗の庭園
週刊コミックバンチ 2009 No.7


週刊コミックバンチ 2009 No.7

『蒼天の拳』

 とても死ぬ雰囲気じゃないとは思うていたが、まさか超常現象で助命するとは思わなんだ。あの落ちた女人像の腕はこれの伏線だったのね。
 兎も角、劉宗武先生の御存命お慶び申上げる。すっかり敬服するようになったよ、流石ラオウ様と同じお顔でいらっしゃる。でもこの先うまく使い切れるかは心配だ。此処まで強力な仲間がいては堀江御大にとっても使い憎かろう。ファルコのような退場を逼られるかも知れない。それは避けたい。
 とはいえ、その心配も無用であろう。何故なら、『蒼天の拳』の終幕がそれ程遠い先にはないからだ。間違いなくそう遠くない未来に最終回を迎えるだろう。その時、劉宗武先生は如何に振舞い、ヤサカをどうするだろう。多分、ヤサカの始末に、劉宗武先生を使うんじゃないのかなぁ、と思う。ただ、劉宗武先生がヤサカに負けるなんてことは断じてないだろうけどね。

『義風堂々!! 直江兼続 前田慶次 月語り』

 これって多分、「閻魔大王の手紙」に顕れるような、エキセントリックである種残酷な直江兼続を描こうとしているんだろうな。でも本作にはこういうのを期待している。直江兼続らしい理路整然とした皆殺しが見たいんだ。兼続といえば理路整然とした暴力をふるう人だもんね。
 儂にとって直江兼続って理念が現実を超えるタイプ、強烈な「意地の人」なんだよね。その意地を押し通すだけの力があって、その為の犠牲を厭わない。譬え主家が百万石から三十万石に減っても意地を通す。だから秀吉だったかに「兼続には智恵が足りない」とか云われるんだけど、多分、智恵はないわけではない。寧ろ人よりずっとある。「理窟は判る。かくかくしかじか、無論承知、それが当然、然し、知ったことか!」というような人、第三者としては面白いけど、近くにいると迷惑な人、それが直江兼続だと思うんだ。
 そういう兼続を期待している。

『北斗の拳 ジャギ外伝 極悪ノ華』

 嗟乎! 身を切られるように痛い! なんて痛々しいんだ! 可哀想! 可哀想過ぎる! ジャギィィィィッィィィィィっ!

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