歴史上で私の扱いは
どうなるの?
もしかして脇役?

北斗の拳 蒼天の拳 DFS 北斗の庭園
北斗史
- Hokuto History -

 『北斗の拳』『蒼天の拳』の物語を史実として解釈する他、現実の歴史と比較した考察、考証を行うています。


『北斗の拳』に於ける「モヒカン」の位置付け

 『週刊少年ジャンプ特別編集 北斗の拳SPECIAL ALL ABOUT THE MAN』にはこんな記述がある。

Q.世紀末にはなぜモヒカン刈りの人が多いのですか?

A.暴力が正義という社会では、すべてが、より暴力的に演出されます。髪型ですら、より凶悪なデザインにすることで相手を威圧する効果を狙っているわけです。モヒカン刈りなどは、まだ常識的なヘアースタイルといっても、過言ではありません。

 『北斗の拳』と云えばモヒカン、モヒカンザコである。何もモヒカン刈りの悪党だけをモヒカンと呼ぶのではない。モヒカンに象徴される悪党の獣性、暴力性をモヒカンと呼んでいる。『北斗の拳』に於けるモヒカンとは一皮剥いた人類の獣性、暴力性のアイコンなのだ。

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本能寺で信長に天帰掌を教えた北斗神拳伝承者は何者か?

 『蒼天の拳』の終盤、天授の儀で霞拳志郎は己の過去世を観る体験をしている。その中で北斗神拳が空海…後の弘法大師の帰国とともに日本に伝来したこと、北斗神拳伝承者が織田信長に仕えていたことなどが明らかになった。
 弘法大師が唐から様々なものを持帰ったことはよく知られている。饂飩や素麺や蜜柑といった馴染み深いものから衆道…つまりホモセックスまで実に様々なものが弘法大師の持帰り伝説に帰せられている。北斗神拳もまたそのひとつであったわけだが、曾て儂は弘法大師が本朝に持帰った「不動明王信仰」が実は北斗神拳伝承者のことではなかったか、と推測したことがあった。即ちケンシロウが闘気の中に具現する闘神は劉宗武先生が具現する不動明王と同一であり、この不動明王に象徴される北斗神拳伝承者を弘法大師が連れ帰ったのである。
 この北斗神拳渡日から、霞拳志郎の幻視は七百年後の本能寺の変に飛んでいる。この七百年の間も北斗神拳伝承者が英雄に仕え守護していたことを疑うことはない。だがこの七百年間、北斗神拳伝承者は如何なる英雄を守護していたのであろうか? そして恐らく四十ウン代目の北斗神拳伝承者は如何にして織田信長に仕えるようになったのであろうか?
 そのことについて、儂には長らく温めていた持論がある。

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究極奥義「無想転生」の仏教思想的根拠

 北斗神拳究極奥義「無想転生」は凄まじい奥義である。先づ意味が判らない。そして効果もよく判らない。故にゲームでは単なる無敵時間として表現され、或いは分身のように扱われてきて、その理論的根拠を吟味されたことは殆どなかった。
 処が『蒼天の拳』『真世紀末救世主伝説 北斗の拳』の関連で北斗神拳が仏教、特に密教と深く結びついていることが公式に認められ*1、物理的実現可能性は不明ながら、無想転生の理念的、観念的根拠については仏教思想で説明出来るようになった。

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aside

*1
儂の周囲では1998年頃から当り前に論じられていたが。

劉宗武先生の不動明王について

 空海とともに日本に渡ってきた北斗神拳伝承者の正体が判ったよ。不動明王だ、不動明王だったんだよ!
 というのも、空海入唐以前、日本に不動明王信仰はなかったのよ。空海が日本に持帰った。その不動明王を悟りを開いた劉宗武先生が顕現せしめた。不動明王は劉宗武先生の拳が入神の域に達した証なんだけども、不思議なことに北斗関連の道場にはあれほど仏像を置いてあるのに、不動明王は一体もないんだ。不思議だね。何故だろう。
 それは北斗神拳伝承者自身が不動明王だからさ! 皆さん御存知のようにシュケンの北斗神拳は北斗劉家拳伝承者が後継して今に至る。その劉家拳を窮めた結果として不動明王の顕現があるならば、シュケンの神拳を継いだ伝承者も劉家拳を窮めている。不動明王くらい出るだろう。則ち神拳伝承者は不動明王を出せる。

 これもそのうちまとまったらちゃんと書こう。

トキと地下壕

 トキについては意外と判らないことが多い。先づ兄弟でありながらどうして容貌がカイオウ・ラオウ様と著しく違うているのか(但しトキは長身ではある)、ラオウ様共々カイオウの妹であるサヤカとはどういう関係にあるか(支那では従弟でも弟、従妹でも妹と呼ぶ為、必ずしもトキと同じ父母から生れたとは限らない)、あのジャギとどういう感じで接していたのか(悪い関係ではなかったような?)、もし被爆しなければラオウ様・ケンシロウとユリアを奪い合うたのか(「見守るしかなかった」という『ユリア伝』の発言を信じるとすると?)、実際どのくらいの相手より強いのか(あの感じならサウザーに勝てそうではある)、などなど、トキは餘りに無制限に優しい為、登場期間の長さに比べて人柄を見通し憎い。病の為に激情を抑制したのか、元からそういう人なのか、いまいちよく判らない。幼年時のラオウ様に対する尊敬と憧憬、医術への志向、地下壕のエピソードを見るに、間違いなく善良で温和しい人であることに間違いはないと思うが、愛犬ココを射殺された時、闘勁呼法で凄んで見せた時の顔などを見ると、烈しい処もないではなく、その辺りをどう解釈するかによって評価が変る筈だ。何しろカイオウとラオウ様の弟である。病を得ねば或いは…とつい考えてしまう。
 今は未だ平成十九年三月一日、『真救世主伝説北斗の拳 トキ伝』が公開されておらず、トキについては現在論じ憎い状況ではあるが、以下、取り敢ずトキの「地下壕」のエピソードについて考えてみた。

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中の北斗神拳など存在しない!

北斗神拳の分派

 『蒼天の拳』が連載を開始して以来六年、我々は謎多き北斗神拳について随分色んなことを知るようになった。資料の質を問わず簡単にまとめると、先づ四千年前に北斗宗家の始祖が神より劔を授り、二千年程前に北斗宗家拳が戦闘力を失い、後漢末にシュケンが西斗月拳に入門、秘孔術を偸み取って北斗神拳を創始、程なく孫曹劉の三家拳が派生、更に北門拳や無明拳、劉家拳からは極十字聖拳が出たという経緯を辿る。

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拳志郎→コウリュウ説

コウリュウ説流行

 コウリュウはリュウケンとともに「竜虎」と並び称された人である。「竜虎」というても『暴れん坊將軍』や『若大将天下ご免』に出演していた元力士のことではない。龍と虎くらい拮抗している二人の謂いで、ラオウ様曰わくコウリュウの方が強かったそうだ。
 このコウリュウ、見た目がヒッピー臭い老人で、然も一話限りの登場ある。恐らくハート程、ヌメリ程、サモト程、クジン程のファンもなく殆ど顧みられることがなかった人物であるが、2001年春頃の一時だけ北斗istがコウリュウで騒いだことがあった。『蒼天の拳』の連載がはじまった頃のことである。

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黒王号の品種と性質

メモ*1 メモ*2

伝説の巨馬

 黒王号が読者に与えた衝撃は尋常ではなかった。何しろ蹄の跡が「象の足ほども/ある」馬である。象の足がどれくらいあるか実物を触ったことはないが、写真から判断すると、体高3.5mとして直径65cm、もし黒王号の蹄が本当に65cmもあったなら、推定される黒王号の肩高は470cmにもなる。流石にこれほど大きくなれば身長210cmの拳王様でさえ騎乗出来ないから、「象の足ほども/ある」は誇張が過ぎるだろうが、まるで柿の如く敵を踏みつぶす描写を見れば、強ち誇張が過ぎるとも思えない。その戦力たるや拳王軍中拳王様に次ごう。あれほどの馬、尋常な草食獣とは云えまい。もしかするとブケファロスBucephalusのような食人馬だったかも知れない*3。黒王号は滅茶苦茶である。

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aside

*1
2003/02/26.加筆修正
*2
2005/11/13.加筆修正
*3
 アレクサンドロス三世の愛馬で、人を食っていたという伝説がある黒い巨馬。馬なのに「雄牛の頭」という意味の名で、額に星の模様があったらしい。元々アレクサンドロスの父フィリッポスに贈られた貢物で、誰も乗りこなせぬ暴れ馬だったが、馬が自分の影に怯えていることに気付いたアレクサンドロス三世は鼻面を太陽の方向に向けることで落着かせた、という話がある。
 十七年間アレクサンドロス三世と共に戦場を往来し、紀元前326年ヒュダスペス川の戦いで戦死すると、アレクサンドロス三世は丁寧に埋葬し、同地にブケファロスという街を作った。
 こう書いてみると、何だか黒王号と云うより松風に近いような。黒王号は埋葬される方じゃなくて埋葬した方だし。ジュウザのことね。

バスクの出自

どうでもいいクズ記事ですが*1

 どうでもいい話だが、1999年の…いつ頃だったかなぁ、バスクが何人であるかを考えてみた…ではなくて、思いついたからだね、以下の文を書いたのだが、誰にもウケなかった。

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aside

*1
2007/09/05.追記

六十四代伝承者トキ

メモ*1 メモ*2 メモ*3

伝統武術の継承

 伝統武術の伝授制度は仏教に倣うたものである。よく巷間では武術の奥義が記された「秘伝書」を相弟子乃至他流の者たちと奪い合う、なんてお話が作られているが、あの「秘伝書」なるものも仏教の伝授制度に由来する。然しあれは所謂「目録」に過ぎず、内容は単に秘儀の名を記すのみ、相応の修行を積んで充分な知識を蓄え口伝を授った者でないとさっぱり理解出来ないように書いてあるものだ。他流の者が見てすんなり理解出来る程「秘伝」は簡単ではない。伝統武術の伝授制度も同じく「秘伝書」には奥義の名を記すのみで、要諦は口伝で授けるようにしてある。故に漏れて困るのは「秘伝書」より口伝で、口伝が漏れると技を見られただけで秘奥を偸まれてしまう。故に伝授も稽古も秘密裏に行わねばならない。

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aside

*1
2007/02/09.再編公開
*2
2007/02/11.後半加筆
*3
2007/02/12.大幅加筆
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