この頃は結構わたしの扱いもいいのよ
そのうち無視されるようになるけどね

北斗の拳 蒼天の拳 DFS 北斗の庭園
北斗の拳究極解説書 世紀末覇王列伝


北斗の拳究極解説書 世紀末覇王列伝

北斗の拳究極解説書 世紀末覇王列伝 CONTENTS

北斗フィギュアコレクション
北斗アートコレクション
北斗正史
  シン編
  神の国・ジャッカル編/牙一族・ジャギ編
  アミバ・ウイグル・ラオウ編
  ユダ・サウザー編
  ラオウVSトキ編/南斗五車星編
  ラオウ編
  ファルコ・天帝編
  修羅の国・シャチ編
  ハン・ヒョウ編
  カイオウ編
  終章
拳豪列伝 人物列伝
  ケンシロウ/ユリア/バット/リン/スペード/クラ
  ブ/ハート/ダイヤ/シン/カーネル/マッド軍曹
  /ジャッカル/デビル/フォックス/牙大王/レイ/
  マミヤ/アイリ/ジャギ/アミバ/ウイグル獄長/ト
  キ/ラオウ/ユダ/ダガール/シュウ/サウザー/リ
  ュウケン/コウリュウ/リュウガ/ヒューイ/シュレ
  ン/フドウ/ジュウザ/リハク/アイン/バスク/ゲ
  イラ/ファルコ/ソリア/ハーン兄弟/ジャコウ/シ
  ャチ/カイゼル/アルフ/レイア/ジュウケイ/ハ
  ン/ヒョウ/サヤカ/黒夜叉/カイオウ/リュウ/コ
  ウケツ/バルガ/アサム/サラ/カイ/ブコウ/サト
  ラ/バラン/ルセリ/ボルゲ/サブキャラ列伝
北斗家系図/南斗・元斗相関図
北斗の秘密
  ・どうして北斗神拳は一子相伝なの?
  ・秘孔って全部でいくつあるの?
  ・ケンシロウの胸の七つの傷の由来は?
  ・ケンシロウの全対戦成績は?
  ・ケンシロウたちはどんなトレーニングをしていたの?
  ・死兆星ってホントにあるの?
  ・ケンシロウは何着服を持っていたの?
  ・ケンシロウたちはどんな生活をしていたの?
  ・この時代にはどんな遊びが流行っていたの?
  ・悪党ってみんなデカくて頭が悪いの?
  ・いちばん理不尽な殺され方をした奴は?
  ・最も性根が腐った奴は?
  ・ケンシロウも感情をむきだしにするの?
  ・この時代にはどんな処刑法があったの?
  ・ケンシロウって実はイジワル?
  ・北斗神拳はどんな病気でも治せるの?
  ・ケンシロウは空も飛べるの?
  ・この時代にはどんな武器があったの?
  ・一番モテモテなのは誰?
  ・こんな時代でも恋したりするの?
  ・やられっぱなしの民衆もたまには抵抗したの?
  ・コソ泥バットはどうやって英雄になれたの?
  ・カッコいい男の死にざまってどういうの?
  ・結局ケンシロウは何人殺したの?
北斗男気番付
北斗を継ぐもの
  佐竹雅昭(格闘家)
  BOOMER(タレント)
  森田まさのり(漫画家)
北斗究極十番勝負
幻の北斗骨牌
まえがき
あとがき

私的評価:★★★★☆☆☆ 4

続き

 曾てインターネット人口が二十万人程度で、『北斗の拳』を扱うサイトも三四十くらいしかなかった頃、『北斗の拳について語ろう会』、『修羅の国』、『カサンドラ』、そしてうち(旧『才兵衛の隠居屋敷』)など『北斗の拳』を扱うサイト*1の掲示板に「マッスル・チーム」名義の投稿があった。何でも、今度『北斗の拳』について特輯する書籍を発売するという。これが「チーム・マッスル」を介してではあるが、web北斗界と原作者サイドが初めて接触した日であり、正確な日付を憶えておれば記念日に定め祭典を催したい処であるが、残念ながら記録を取り忘れ憶えて 真ない。でも春彼岸で忙しかった記憶があるので1999年の三月下旬…二十日過ぎから遅くとも二十八日頃ではなかったかと思う。当時はまだAmazonが日本でサービスを始めていなかったので、セブンアンドワイだったかで購入した。
 本書の評判は概ね好評で、Amazonのレビューでも「ファン必携」と讃えられているが、当時の北斗ist内での評判は芳しくなく、斯くいう儂も期待が大きかっただけに些か落胆したことを憶えている。然し「我ら北斗istならいざ知らず、門外漢を北斗に招くにはこのくらいの内容が丁度よい。どうせ我らはこのような解説書がなくとも既に充分北斗を愛しているではないか」と分別はついたので、『別冊宝島707 僕たちの好きな北斗の拳』や『公式 北斗の拳vs蒼天の拳 OFFICIAL GUIDE BOOK』のような不快感は抱かなかったが、一部の排他的な人種(所謂「同人誌を作る人ら」)からは「だから商業出版は…」と随分嫌われていた*2
 だが今読返してみると、「究極解説書」の名は確かに大風呂敷も甚しいが、それでも「解説書」としては充分な内容を具えている。「この程度のものが究極を名乗るか…」とは思うが「こんなもん売るなんて『北斗の拳』に対する冒涜だ!」*3と云われる程には悪くない。「拳豪列伝 人物列伝」のいい加減なチャートや「北斗の秘密」の中にある読むまでもないお題、「究極十番勝負」「男気番付」など、くだらない箇所は幾つもあるが、「北斗正史」は程々によくまとまっており、およそ記憶している儂なんかには必要ないが、『北斗の拳』の内容をお温習いしたいしておきたい読者には有用であろう。
 因みに「北斗正史」には「覇王新聞」なる新聞調の冗談記事が附いている。今読むと「なんだよ『覇王新聞』って」と思われるかも知れないが、これは当時流行っていた「歴史新聞」と呼ばれる手法を真似たものだ。多分最初の「歴史新聞」は日本文芸社の『三国志新聞』*4であろうと思う。世に溢れる三国志物の書籍は多くが駄本だが、これは流行るだけあって確かに面白く、然も結構ちゃんとした内容で、続く同社の『戦国史新聞』『幕末新聞』もよく出来ておる。各出版社が挙って模倣し類書を濫造したのもさもありなん、結果この手法はすぐに陳腐化したが、名門?の新人物往来社までが類書を発行したのには驚いた*5

aside

*1
 確か二十箇所くらいにマルチポストしていたようなので、『漢の部屋』や『聖帝研究会』などにもあったと思う。マルチポストというと聞こえが悪いが、この手の明らかに有益な情報を投稿するのであれば、別にマルチポストも悪いことではないと思うのだが、有益無益有害無害はそれぞれの主観に拠るので、マルチポスト即悪ともマルチポスト即容認とも云えぬ。
*2
 同人誌なんて所詮出版ごっこで遊んでるような連中が、なぁにライター気分でいやがる、内輪の連中に売る同人誌と、不特定多数に売らねばならぬ商業出版では、質も規模も違うだろう、象と蟻に貴賤はないが、どうやっても大小の別は覆せんのだから、蟻は蟻らしく地べた這って細々やってろ……と当時の儂は連中を馬鹿にしていた。今でも稀に思い上がった同人作家の発言が聞えてくることがあり、当時程は思わないにしても、まだまだ連中は蔑まれて然るべき厭らしさを改善出来ていないよなぁ、と思う。
*3
 事実こんなことを云う馬鹿が少なからずいた。「これは神聖不可侵なる●●●●に対する冒涜だ!」なんて言葉使う奴にろくな野郎はいない。批判には批判の作法があり、こういう問答無用な悪口雑言は使わぬものである。批判するならきちんと筋道立て主観に拠らぬ根拠を示さねば、如何にそれが批判されるべきものであろうと認められない。
*4
*5
 然も内容がオッサン臭くてつまらないんだわ。オッサンが日本文芸社の読んで「ほうほう、今はこんなのが売れるのか」と思うて作ったのかも知れぬが、あんなガチガチで油臭い記事じゃ誰も笑わないよぉ。

CopyRight(C) 1998-2011 「北斗の拳 蒼天の拳 DFS 北斗の庭園」 All right reserved.