週刊コミックバンチ 2010 No.7

 名越康文の連載、あとでちゃんとまとめて書籍化してくれないかな。
続き

『北斗の拳 ジュウザ外伝 彷徨の雲』

 うーん、なんだろう、凄く無難。無難にちゃんとしてる。
 ジュウザが崖から転落する理由は實に説得的でよいですね。ジュウザの能力からするとなかなか落ちてくれない。でも馬が暴れて指輪が落ちたんじゃ仕方がない。そういうことはあるだろう。
 殺した熊に謝るのもよい。抑もジュウザが熊如きにピンチに陥るわけもなく、ただ殺したんじゃただの殺生になってしまう。それを八つ当りとすることで、必然ではないものの、心情的には判らないではない殺害理由となる。そして所詮は八つ当りだからね、ちゃんと謝らなけりゃ、ジュウザがただの残酷な人になってしまう。この辺りは作者の女っぽさが巧く使われていていいですね。
 あと最後のページもよい。どうしてもジュウザじゃ復讐鬼にはなり切れないから、旅する理由としてはあり得べきだけども、すんなり復讐鬼になっってもらっちゃ困る。だから内面で揺れてくれないとジュウザらしからん。どうしてもジュウザはレイに比べて成熟してるし、強すぎるから、そういう葛藤でもないと、ドラマとして成立しない。 
 ただモテるジュウザって一寸イメージが違うんだよな。原作を見れば解るけど、決してモテないんだ。だって連れ帰った女どもが全員が既婚者なんて絶対あり得ないもん、つまり嘘で、ジュウザはモテてないんだわ。それを信用しちゃうというか、判ってながら食料を与えて帰してしまう辺りがジュウザで、そこを我ら男は「男前だなぁ」と思うのだけど、そのジュウザは矢張りモテる人ではなく、モテる風を装う人なんだと思うのよ。その辺りが孤独で恰好良いの。だからモテると一寸違うんだよな。
 あと今回の同衾した女とか、ジュウザにしても、厭に顔が若くて雰囲気が出ないなぁ。もう少し老けた感じに出来ないかな。『北斗の拳 トキ外伝 銀の聖者』のジュウザは老けすぎてたが。
 それとやっぱり熊が黒っぽいんだからジュウザは白っぽく描くべきだと思うよ!

『義風堂々!! 直江兼続 前田慶次 月語り』

 なんか今回やられた太った人、實に原哲夫キャラで、巧く偸んでいるというか、写しているなぁ。画力は原御大に及ぶべくもないが、違和感なく『花の慶次 ―雲のかなたに―』シリーズとして読める。他の登場武将も花慶デザイン批准なもので、しっくりくる。

『蒼天の拳』

 な、なに? 秘孔の伝授って素っ裸ですんの? そりゃその方が判り易いけど……ということはラオウ様もトキもジャギもケンシロウもリュウケンと素っ裸でやったの?

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