週刊コミックバンチ 2010 No.8

 今回のミキストリ、多分トロイア戦争のヘレナとシモン・マグスが連れてたヘレネを同一人物として扱う心積りだな。巻木さんの漫画を読む人って、この手の知識がどの程度あって、どの程度先読みして面白がってんだろう。
 この人のモティーフは好きだし、ストーリー展開も好みなんだが、十年くらい前から何でも台詞で説明してしまう悪癖が酷くなって、もう漫画としては愉しめないんだ。でも作品の性質上この説明台詞が必要なことも判る。では儂よりこの手の知識が少いであろう普通の読者にとってこの説明台詞は過剰なのだろうか、まだ足りないのだろうか、適切なのだろうか、どうなのだろうか。
 それは措くとしても、流石に現代のリテラシある成年読者にとってトロイア兵は描きすぎのように思います。古代風の槍の穂先を描いておけば充分なんじゃないかな。
続き

『伊達の鬼 軍師片倉小十郎』

 うーん、教練中とはいえ甲冑姿である必要はあるのだろうか。
 それはそれとして虎哉和尚が「気難しかった」と云ってくれた御蔭で「明るすぎる政宗」に釘が刺せたことはよかった。この後に政宗は人質に取られた父親を見捨てないといけないし、母親に殺されかけるし、暗くなるお話が続くからね、今の明るさはその悲劇性を引き立ててくれそうだ。
 近頃読みやすくなったし、いいね。

『義風堂々!! 直江兼続 前田慶次 月語り』

 もう本能寺で信長様御自害召されたから夢に出たんだよね?
 このレベルの英雄豪傑になると友達は敵しかいない、という歴史愛好者の常識を絵で描いた回ですね。こういうの、ベタだけど好きですよ。五助と明るく歩く兼続といい、今回は非常にベタだけど、やることやってますね。もう本能寺の変が起っているので兼続は助かります。

Comment List

Contribute

  • コメントを入力して[Resist]を押してください。
Name
Mail
URL
Comment
Delete Key
Public
Resist Key
「numeri」と入力してください。

CopyRight(C) 1998-2011 「北斗の拳 蒼天の拳 DFS 北斗の庭園」 All right reserved.