週刊コミックバンチ 2010 No.17

 なんか近頃『天翔の龍馬』が物凄く面白いのだが…。
続き

『義風堂々!! 直江兼続 前田慶次 月語り』

 今週は凄いなぁ。石田三成が歩いている齣から最後の齣までひとつも無駄がない。モノローグも完璧だ。物凄く感動的なお話を見事に作っている。「チン」「マリ」の擬音に少し吃驚したがな!
 でも無粋な考証になるが、五百石であの屋敷が持てるだろうか…。

『蒼天の拳』

 本当に瞬殺出来そうだね…。

『北斗神話の深層心理カルテ 〜北斗神拳とはなんだったのか〜』

 儂ったらこういうパズルのような論考が本当に好きなんだなぁ。気丈なマミヤと優しすぎる長老を対比させてリュウケンやオウガイ…そしてジュウケイもだろうね、リハクも含むかも知れない、こういう「前の世代」の甘さの尻拭いをさせられる「次の世代」という構図は現代…ではなく普遍的なテーマなのだけど、『北斗の拳』のそうした案外深いストーリーを抉る人が今まで居なかったことがある意味で『北斗の拳』の不幸だなぁ、と思う。こういった面で『北斗の拳』の世間的評価は低すぎるんだ。
 これ、まとまった本になる予定ないのかな。

『北斗の拳 ジュウザ外伝 彷徨の雲』

 前回はどうなるかと心配したけど、今週はいいなぁ。
 キムに「パン」という新たな要素が加わったことが何より喜ばしい。北斗神拳で鍛えた腕力でパンだぞ……そりゃ旨かろう。『焼きたて!! ジャぱん』のアフロの店長って一寸そういうキャラクタだったよな。
 ジュウザとサウザーが仲良しなのは考えなかったけど、あり得ん話ではないよな。サウザーはラオウ様とある意味で仲良しだったし、ジュウザとラオウ様もある意味で仲良しだったもんな、ジュウザとサウザーはラオウ様よりも近しい立場にある分もっと何の衒いもなく友達付合い出来そうだわな。今回のジュウザとサウザーはとても仲が良いように見える。
 ラオウ様とサウザーは「0か100しか/ない」二人なので、ジュウザも案外そういう「0か100しか/ない」二人と気が合うのかも知れない。また鷲を殺されながら胸倉を掴むだけで済ませている辺り、ジュウザの鷲に対する憐憫や葛藤の為と読めるが、ジュウザの回想でありながらサウザーの内心(夏目房之介の用語で「内話」)が描かれていることを考えると、単なる作劇上のミス、或いは矛楯と切捨てるのも勿体ない。ジュウザがサウザーの過去を知っていたから、回想の中のサウザーの内心が描かれたのだと解釈できないでもない。つまりサウザーの内心をジュウザが斟酌しているわけだ。それくらいに仲が良いのだとしたら、結構な友達じゃないか。
 最後のジュウザの呵々大笑は「お前らに俺が殺せるわけねーじゃん」にしか見えないんだが、きっと違うな、希望とか絶望とかそれに関わる話だろうね。

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