堀井雄二はジャンプ誌上で
「ゆう帝」って名乗って
「あたっ!」とか「あわびゅ!」
とかいっていたのよ

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『DRAGON QUEST VIII 空と海と大地と呪われし姫君』について思いつく


『DRAGON QUEST VIII 空と海と大地と呪われし姫君』について思いつく

 今日、ぼんやりテレビを見ていたら、唐突に「『DRAGON QUEST VIII 空と海と大地と呪われし姫君』って、テーセウスだと思ってたけど、イアーソンも入ってないか?」と思いついた。

続き

 抑もDQ8がテーセウス神話をモデルにしていることは明らかである。何故なら主人公一行が住んでいた城の名が「トロデーン」、これは間違いなくテーセウスが育った「トロイゼン」をもじっている。また短躯短足の山賊ヤンガスは「生き残ったプロクルステス」であろう。また傍証になるが、馬姫様ミーティアは英語版では「MEDEA」と表記されている。テーセウスを毒殺しようとした魔女「メディア」と同じ名だ。人柄は正反対ながら、メディアは人を動物に変える魔力を持つ。馬にされたミーティア姫との縁を感じる。
 また、主人公の従弟チャゴス王子は多分テーセウスの近縁である偽英雄ベレロフォンの卑小化した姿ではあるまいか。ベレロフォンは魔獣キマイラを倒して増長し、オリンポスに登らんとしてペガサスを駆るが、ペガサスが虻に刺されて暴れた為に落馬し、命を落した。チャゴス王子も馬姫様を駆ろうとして落馬している。
 勿論テーセウスが王位継承権を持ちながら継承出来ないでいることもDQ8の主人公と一致している。

 ただ、サザンビーク周辺の話がいまいち判らなかったが、これは古代船や光の航路の件で気付くべきだった。あれはイアーソン(アルゴノーツ)だ。イアーソンは有名なアルゴ号の船長で、ヘラクレスやオルフェウスとともにテーセウスも乗船している。
 抑もサザンビークのチャゴス王子随伴イベントで既にイアーソンぽい要素が描かれている。王家の山の入口でトカゲのエキスを体に振りかけ、ジョロの実を投げてアルゴリザードを誘う件はイアーソンがメディアに貰った油を体に塗って猛牛を手懐け、石を投げて竜の牙の兵(スパルトイ)を斥けることを写しているのではないか。またアルゴリザードも金の羊毛を守る大蛇だ。抑も「アルゴリザード」「アルゴンハート」の名に「アルゴ」の名が入っている。あれはアルゴ号のアルゴだ。それにピーネウスのような盲目の老賢者も出て来る。

 とすると、あのゼシカは、もしやレムノス島の女どもを象徴しているのか? 確かにあいつの所為で随分足止喰らうしなぁ……でも「神の呪いで悪臭がする為に夫に抱かれなくなり、その腹癒せに男を皆殺しにした妻たち」をあんな若い女の子に代表させるのは気が引けるなぁ。でもレムノスの女王ヒュプシピュレーもやっぱり追放されるんだよなぁ、ゼシカが勘当されるのに対応しているように思えるなぁ。男皆殺しもゼシカの兄サーベルトが殺されたことに対応させてるような気もする。

 ここまで一回もククールについて書いていないのは、ククールが「裏主人公」であり、構成要素が主人公の暗部である為だ。つまり、イアーソンとテーセウスの負の要素(女誑し、親族と和解出来ない)などを背負うているのである。構成要素が主人公と同じである以上、ククールを特筆する必要はない。DQ6で失敗した「黒い勇者」の修正版、といったところだろう。

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