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北斗の拳 蒼天の拳 DFS 北斗の庭園
北斗史
- Hokuto History -

 『北斗の拳』『蒼天の拳』の物語を史実として解釈する他、現実の歴史と比較した考察、考証を行うています。


トキと地下壕

 トキについては意外と判らないことが多い。先づ兄弟でありながらどうして容貌がカイオウ・ラオウ様と著しく違うているのか(但しトキは長身ではある)、ラオウ様共々カイオウの妹であるサヤカとはどういう関係にあるか(支那では従弟でも弟、従妹でも妹と呼ぶ為、必ずしもトキと同じ父母から生れたとは限らない)、あのジャギとどういう感じで接していたのか(悪い関係ではなかったような?)、もし被爆しなければラオウ様・ケンシロウとユリアを奪い合うたのか(「見守るしかなかった」という『ユリア伝』の発言を信じるとすると?)、実際どのくらいの相手より強いのか(あの感じならサウザーに勝てそうではある)、などなど、トキは餘りに無制限に優しい為、登場期間の長さに比べて人柄を見通し憎い。病の為に激情を抑制したのか、元からそういう人なのか、いまいちよく判らない。幼年時のラオウ様に対する尊敬と憧憬、医術への志向、地下壕のエピソードを見るに、間違いなく善良で温和しい人であることに間違いはないと思うが、愛犬ココを射殺された時、闘勁呼法で凄んで見せた時の顔などを見ると、烈しい処もないではなく、その辺りをどう解釈するかによって評価が変る筈だ。何しろカイオウとラオウ様の弟である。病を得ねば或いは…とつい考えてしまう。
 今は未だ平成十九年三月一日、『真救世主伝説北斗の拳 トキ伝』が公開されておらず、トキについては現在論じ憎い状況ではあるが、以下、取り敢ずトキの「地下壕」のエピソードについて考えてみた。

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北斗門の創始と分派

北斗神拳創始縁起

 平成十九年二月現在、『蒼天の拳』では北斗神拳創始にまつわる因縁について描かれている。何でも創始者シュケンは西斗月拳に入門して経絡秘孔の知識を学び、これを北斗宗家拳に加えて北斗神拳を創始したといい、拳志郎が歩いた仏塔には「天破の構え」を写した像まであったことから、北斗神拳の奥義の多くが西斗月拳由来であることが解る。然しその周囲の細々としたことは描かれる様子がなく*1、矢張りある程度假説を立てて補完する必要がありそうだ。

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aside

*1
 堀江信彦御大、原哲夫御大はともに連載漫画の設定は後付でもよく、また完璧に積めず読者の想像の余地を餘した方が良いと考えている為、エピソードのみ描き終えればそれ以上細かく補完することはないだろう。

中の北斗神拳など存在しない!

北斗神拳の分派

 『蒼天の拳』が連載を開始して以来六年、我々は謎多き北斗神拳について随分色んなことを知るようになった。資料の質を問わず簡単にまとめると、先づ四千年前に北斗宗家の始祖が神より劔を授り、二千年程前に北斗宗家拳が戦闘力を失い、後漢末にシュケンが西斗月拳に入門、秘孔術を偸み取って北斗神拳を創始、程なく孫曹劉の三家拳が派生、更に北門拳や無明拳、劉家拳からは極十字聖拳が出たという経緯を辿る。

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空白の「数年後…」

トキはまさに世紀末

 儂は先ずカイオウの死歿を假に2000年末と定め、そこからそれ以前の事件の時期を逆算し、年表を作ることにした。
 何故カイオウの死歿を2000年末に定めたのかというと、これが限界だからである。カイオウは「第183話 伝説の血脈!!の巻」で「新世紀創造主と/なるのだ!!」と叫んでいたが、「新世紀創造主」は新世紀を創造するのだから、新世紀に入ってから現れるわけがない。従ってこの名乗りは新世紀以前にした筈である。つまりこれを叫んだ時はまだ世紀末だった。これを叫んだ頃、アニメ主題歌『TOUGH BOY』でTOM★CATは「時はまさに世紀末」と歌っている。これを信じるならば、カイオウの死歿は2000年末より後であってはならない。だからカイオウ死歿を2000年末とした。勿論、それ以前である可能性もあるが、それは以下の考察で調整することになる。
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『北斗の拳』『蒼天の拳』年表

メモ*1 メモ*2 メモ*3 メモ*4 メモ*5
 『北斗の拳』『蒼天の拳』を假に史実として扱う場合、実際の歴史とどのような関係が成り立つかを確かめる為に年表を作りました。

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aside

*1
2007/02/08.再編加筆
*2
2007/02/13.加筆改訂
*3
2007/02/14.加筆修正
*4
2007/04/21.加筆修正
*5
2007/05/09.加筆修正

世界は何ゆゑ核の炎に包まれたか

メモ*1

終末戦争

 『北斗の拳』は199X年終末戦争によって文明が近世以前にまで退行してしまった世界の物語である。海が枯れたのだから当然海運などは不可能、少なくとも日本国に於いては新たな資源を入手する手段など皆無、輸入した燃料は使い尽されるのを待つばかり、移動や産業は家畜や人力に頼らざるを得ない状況である。その観点から見れば、発電技術を復活させたジャコウや農奴を確保し農業に力を注いだシンとコウケツらの政治的着眼は見事である。
 然し『北斗の拳』はこの様な状況を生みだした核戦争が何故起ったのかについては何も説明していない。最低限解るのはレッドベレーの上官である将軍の所為ということであるが、果たして元帥でもない将軍に核ミサイルを撃つ権限があったのだろうかという疑問が残る。中距離ミサイルなら兎も角、恐らく世界を壊滅させたであろう大陸間核弾頭ミサイルとなると、あのブタ将軍の責任ではないような気がする。一寸キレた大佐の妄想ではないかしら。
 終末戦争の名はハンが用いたのであるが、これを正式名として扱ってよいかはよく解らない。ただ、核戦争と云うよりもより終末戦争の方が名称らしいので、本稿では終末戦争で統一する。
 『世紀末覇王列伝』*2に拠ると、終末戦争は緊張関係にあったA国とR国による全面核戦争で、何と最初の攻撃で世界の主要都市の殆どが壊滅し、最終的な死傷者は全人類の九割に及んだと云うことである。戦略的にそのような事にあり得るのか大いに疑問であるが、他に史料がないので一応信じておく。
 A国とR国とは無論アメリカとロシアであろうが、此処に至ってまた一つの疑問が生じる。我々が知っている歴史では、アメリカとロシアの冷戦は1989年十二月で終わっている。故に当然の事ながら我々は世紀末を経て新世紀を迎え、機嫌良く…と云う程でもないが『北斗の拳』の人々よりも随分ましな生活を送っている。終末戦争には至らなかった。つまり『北斗の拳』の歴史から現実がズレた。

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aside

*1
2005/08/29.加筆修正
*2

修羅の国は何処にあるのか

メモ*1

修羅の国の所在を巡る諸説

 修羅の国が一体何処にあるのか。これは可成り前から北斗istの間で謎とされている問題である。普通に考えれば支那だが、何分国土が広い彼の国の事、一口に支那と云っても山東説、上海説、寧波説、広東説、福建説、香港説などが考えられ、更に四国説、九州説、沖縄説など日本国内とする説、朝鮮説まであって、なかなか一筋縄ではいかない。

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aside

*1
2005/08/29.加筆修正

大乗南拳創始伝説

メモ*1
 大乗南拳創始伝説を捏造しました。
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aside

*1
2007/02/02.加筆再編

南斗聖拳秘史

メモ*1
 南斗聖拳の歴史を捏造しました。
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aside

*1
2007/02/02.加筆再編

拳志郎→コウリュウ説

コウリュウ説流行

 コウリュウはリュウケンとともに「竜虎」と並び称された人である。「竜虎」というても『暴れん坊將軍』や『若大将天下ご免』に出演していた元力士のことではない。龍と虎くらい拮抗している二人の謂いで、ラオウ様曰わくコウリュウの方が強かったそうだ。
 このコウリュウ、見た目がヒッピー臭い老人で、然も一話限りの登場ある。恐らくハート程、ヌメリ程、サモト程、クジン程のファンもなく殆ど顧みられることがなかった人物であるが、2001年春頃の一時だけ北斗istがコウリュウで騒いだことがあった。『蒼天の拳』の連載がはじまった頃のことである。

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