随分経っても
まだまだ何か
あるものね

北斗の拳 蒼天の拳 DFS 北斗の庭園
北斗の拳 蒼天の拳
- Northstar Bluesky -

 『北斗の拳』『蒼天の拳』にまつわる諸々の情報を集めています。


テレビアニメ『北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王』第一話

 多少の違いはあるものの、ほぼ原作通り。今回はゴラムが死ぬまで。矢張り『蒼天の拳』に比べると遙かに佳い出来。抑も『蒼天の拳』は制作サイドの内部事情がなくともアニメに向かない絵柄だったから比較にならんのだけど、覇王はアニメ向きの絵柄なので、非常に見易い。
 ただ、OPアニメは餘り巧くいっていない気がする。多分ラオウ様の背が高すぎてソウガとレイナに釣合っていないからだ。バランスが悪い。三人を並べない方が良かったと思うよ。

週刊コミックバンチ 2008 NO.44

●『北斗の拳 トキ外伝 銀の聖者』
 今回はほぼ原作通りの内容で、驚くような処はないが、全体としてみた場合、ラオウ様の掘り下げが足りなかったのでは…と心配している。勿論我々は『北斗の拳』を知っているから問題ないが、これだけを読んでいる人にはどう見えているだろうか。

●『北斗の拳 レイ外伝 蒼黒の餓狼』
 おいおい、儂らにこれを見せてどうするってんだい、何処を愉しめってんだ、おいら別にこんなお色気要らないんだよ、一応フリーダが改造人間だって伏線張ってるけどさ、ソウ様含めてちっともワクワク出来ないよ。改造人間って設定が抑もだな……もういいや。

週刊コミックバンチ 2008 NO.43

●『北斗の拳 トキ外伝 銀の聖者』
 原作と細部が違う展開ながら、これも歴史物と考えればあり得る微々たる差。
 ただ、残念なのは、この人が描くラオウ様がどうにも迫力に缺けるところ。筋肉にボリュームがない為だ。抑もながてさんは立体を巧く描けないから、ラオウ様のような分厚い造形のキャラクタを描くには向いていない。ラオウ様にもっと迫力があれば、もっと面白いのになぁ。

●『蒼天の拳』
 ヤサカには全く先が見えてねぇ! どうすんだよ、お前絶対どっちにも勝てないよ?どんな卑怯な手使っても通じないよ?
 「闘気の結界」ってのは、練気闘座でのラオウ様対ケンシロウでラオウ様が掛引に使ったあれのことだね。「北斗学」の「三十一篇全比較 拳王様御帰天篇」でも書いているのだけど、闘気の結界は所詮掛引なんですよ。「無想」とは縁遠いもの。だから練気闘座でもケンシロウも「無想の一撃」を放つ為に闘気の結界を見切り、それを受けてラオウ様は闘気の結界を解いている。この場合、両方とも北斗神拳を使う者同士だから、双方の合意の元で結界が解かれたのだと考えられる。それに対し、劉宗武は北斗琉拳の人で、北斗琉拳は闘気を結界とする拳法である。故に拳志郎が強制的に「闘気の結界」を解除した……ということだろう。
 つまり今回の話は練気闘座の戦いを蹈襲したお話なのだけども、多分、だからといって次回に最後の一撃が放たれることはないだろう。まだ殴り合いが足りない。練気闘座では闘気の結界に至るまでに存分に殴り合いがあったからね。これは北斗神拳のラオウ様と北斗琉拳の劉宗武の違い。ラオウ様は北斗神拳の人だから、最後の方まで闘気の結界を使わなかったけど、劉宗武は北斗琉拳の人だから最初から闘気の結界を使っていた。だから事件の順序が違う。

週刊コミックバンチ 2008 NO.42

●『北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王』特別編
 なんかリュウロウさん芝居がかってないか。別にいいんだけど。
 今回は人物評なんですね。なんでケンシロウがああなるかは判らんのだけど、ラオウ様が宿命論者だってことには同意。ただ、違う読み方をする人が多いだろうなぁ、という気がする。
 ラオウ様は宿命論者でありながら常に神の存在証明を求めているのだけど、それは別に神が定めた宿命に身を委ねているわけではなく、神が自分をどう扱おうとしているのかを試しているんですね。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教では神を試す行為は禁じられているのだけど、ラオウ様は敢て神を試し、その結果を得ることで、「神は俺と戦いたがっている」ことを常々確認しているわけです。もし神が全知全能で、ラオウ様と戦うことを厭うなら、神はラオウ様に卵も花も与えないに違いないのだから、神との戦いを望むラオウ様が常に好結果が得られるのであれば、「神は俺と戦いたがっている」に違いない、という論法です。結局、一旦ユリアを得ることが出来たのも、驚異的な運だものね。
 ラオウ様は神の存在を無批判に信じていて、神のなさりようも無批判に信用しているけど、批判精神はないのに神と戦いたい、という非常に困った御方なので、神について餘り考えたことがない人には挑戦者のように見えるかも知れないけども、挑戦者ってわけではないんですよね。寧ろ哲学者に近い。神の座に至って神様と会いたいんですよ、ラオウ様は。その手段が思索ではなく「闘争」「覇業」になっている。だから、練気闘座でラオウ様はケンシロウと戦うことが出来て、お喜びになるわけです。「矢張り神は実在した!」と確認出来たから。ケンシロウは神の存在証明だったのです。

●『北斗の拳 トキ外伝 銀の聖者』
 普通にいい話だなぁ。でも帰ってきても、この村人、みんなリュウガに殺されちまうんだなぁ。

●『北斗の拳 レイ外伝 蒼黒の餓狼』
 なんか次の展開読めちゃってつまんない。前回面白そうだったから買っときゃよかったなぁと思うが、矢張りこの人はユダが出てこないと魅力激減。
 あとエバ様の偉さがちっとも判らないんですが、説明不足じゃ御座いませんこと?

●『RANJIN 三国志呂布異伝』
 『北斗の拳』と関係ないけど、どうしても気になるから書いておく。
 今更三国志モノなんか書いたって、面白いわけがないじゃないか、もう『蒼天航路』を読んだ後なんですよ、我々は。責めてもっと画力がある人でないと、三国志モノの土俵に立つ資格がない。その資格があってすら……つまり『覇 -LORD』ですら、そんなに面白いわけじゃないのに、この程度では、どうにもならん。
 この人の絵柄じゃ、これから先に描かねばならない王宮とか庭園も描けないだろうし、どうすんだろう、儂は無理だと思うんだ。どういう話が書きたいのかもイマイチ見えないし。

週刊コミックバンチ 2008 NO.41

●ZERO情報
 外伝関係ないのか……。
 それは兎も角、ジュガイはなかなかいいですな。「コイツに勝てんかったらシンにも勝てない」という必要条件があからさまなところが、却って好み。ラオウ様にとってのサウザーみたいなポジションだね。

●『北斗の拳 トキ外伝 銀の聖者』
 原作通りの描写にちょこちょこっと足した感じだが、寸止め勝負のことを先に宣言するのは緊張感が弛んでイマイチだなぁ。あれ、なんの説明もなくやってしまうから格好良かったんだがなぁ。今回はやや台詞を足しすぎて瑕になった印象。

●『蒼天の拳』
 いいですねぇ、闘神の闘気、具体的に「不動明王」と呼んでるところも含めてよし、存分に北斗琉拳してる。最後の女人像の闘気は逆に拳志郎がカイオウっぽい。
 然し劉宗武と夏文麗の御子は死んでるんだなぁ。カイオウ・ラオウ様・トキ・サヤカ劉宗武子孫説は苦しいのだろうか、それとも異腹はあり得るだろうか。

●『北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王』
 棘王ハデル…ビジュアル的に策を使う必要があるような相手に見えない……ことはさておき、今までの北斗にない要素が加えられるのは佳い傾向、然し「サクヤ」という名は馴染まぬなぁ、和っぽすぎる。然しリュウロウさんは矢張り佳いキャラ。

NO.40買えず

 旅行から帰ったら寝込んでしまい、バンチを買いに行けず。今週はレイ外伝だけだからいいや、と思うていたが、『修羅の国』のレビューを読んだら面白そうでやんの、ちぇっ、今更面白くなりやがって、惜しいぜ。

週刊コミックバンチ 2008 NO.39

●『北斗の拳 トキ外伝 銀の聖者』

 ゼンギョウがコウリュウのことを知らせに来る件、絵で見ると違うエピソードに見えるが、史書に記されるとすると、どちらが事実であろうと、どちらのエピソードでも同じように記されるだろうなぁ、という巧いやり方、火縄吸っちゃう信長を描いていた人とは思えぬ素晴らしい改変。
 よく世間には本を読み慣れてない連中が居て、あとから出て来たエピソードが先行するエピソードと少しでも違うと、やれ矛楯だ、冒涜だ、死ねだと騒ぎよるが、歴史資料なんかを読み慣れていると、史料によって記述が矛楯することくらい日常茶飯事で、異説は異説として頭に入れて「およそこういうことがあったのだな」と理解出来る。外伝なんだから、これくらいの気構えで読めないとね。その意味でも、今回のやり方は巧い。

 リンの御説教はアニメ版のイメージがあると「どの口が抜かす」という感じだが、あの年頃の女の子…という目で見ると、原作よりそれらしい感じがする。あのくらいの年頃の女の子なら、あれくらいの説教はするよな。矢張り女作家は女の描写が巧い。なに照れてんだ、ルカ。

週刊コミックバンチ 2008 NO.38

●『北斗の拳 トキ外伝 銀の聖者』
 今回も情緒語りの回だが、この人は本当にこういうの、巧いなぁ。単なる会話を退屈しないように読ませる術を知っている。

●『北斗の拳 レイ外伝 蒼黒の餓狼』
 おお、今回は面白いじゃないか、カットも齣割も巧いぞ、きちんと面白く読めるぅぅぅぅっ!
 なんだよ、女が出てこない回だとちゃんと出来るんじゃないか、じゃあ女出すなよ、毎回男ばっかりで話進めてくれよ!
 あとユダがちゃんと美しいぞ! 然もユダのキラキラカット、作者が嬉しそうだ。そうだ、こんなのを毎回描けばいいんだよ、この人はユダ伝を描けばいいんだよ!
 でも「U.D!」のシュプレヒコールの文字が地味すぎて効果が弱いなぁ。これをもっと派手に描いてくれりゃ完璧だったのに、惜しいなぁ。

週刊コミックバンチ 2008 NO.36.37

●蒼天の拳
 今回は拳王様に瓜二つの劉宗武が拳志郎を吹っ飛ばしたのがよかった。非常に緩やかなペースだが、手前はこのジリジリとした雰囲気が気に入っていて、暫くこの調子で戦って欲しいなぁ、と思うております。空がゴロゴロ鳴ってると思しき背景の黒さが實によい。
 処で、無為無想の拳は無想陰殺だろうか、無想転生だろうか。なんとなく無想陰殺のような気がする。劉宗武、實はどう見ても拳技の上では拳志郎を上回っているんですね。劉宗武が拳志郎を圧倒するの、これで二度目だもの。拳志郎のアドバンテージは現状神拳のみ、然し劉宗武は最早悟りを啓いている。神拳がそこまで大きなアドバンテージになるだろうか。前は無想の拳があってやっと相討ちだった。今は劉宗武にも無想の拳がある。拳志郎の勝機が見えない。
 然しヤサカよ、見失うのは拙いだろう。少なくとも張太炎は目で追えてるからねぇ、ヤサカ、張太炎にも勝てないよ、多分。流飛燕にしたって、弱らせた上に手の内隠して戦って、それでまだ苦戦してるからね、ヤサカめ、手段を選ばないだけで、實はそんなに強くない。

●トキ外伝
 今回も原作のダイジェストだが、これは綺麗に纏まっている。難点は、矢張り原作を読んでないと駆け足すぎるように見える所だが、これは仕方あるまい。

週刊コミックバンチ 2008 NO.35

●トキ外伝
 アミバの心理描写は今回やるのかよ。前回は要らなかったなぁ。前々回からいきなり今回に飛んでも構成的には問題がない。一話無駄なことしてる。勿体ない。
 祝ザク様再登場。

●レイ外伝
 これも前回か今回要らないよなぁ。こっちはほんとに要らない回がちらほらある。ストーリーが冗長。正味半分のページでまとめられる。無意味な大齣が多いから流れが悪い。あと、あのカラー扉が北斗っぽくない。お色気が目的ならやり方は別にある筈。幾ら何でも趣味に走りすぎでは。

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